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ソファーに座るように誘導した後
清川さんは私のこぼした味噌汁を
お掃除してくれた。
「じゃあ、俺また行くんで！」
『ありがとうございます、
本当すみません…。』
気にするなと言わんばかりの
笑みを放つとまた部屋へ戻っていった。
_____清川さんは本当に優しい。
ご飯も食べ終わり、ぼーっとしていると
リビングに飾られている
いくつかの写真に目が付いた。
多分お友達？との楽しそうな写真。
『あ、この帽子のキャラクター…
なんか見たことある。』
でもこのキャラクターから
特に重要な記憶が蘇る感じは
受けなかった。
『あれ…これって…。』
その中に一つ、
清川さんの小さい頃と思われる
写真があった。
『これ、私がさっき
フラッシュバックした
記憶の人に似てる…。』
私の記憶の中に
小さい頃の清川さんがいる…？
いやいや、きっと似てるだけで違う人だ。
隣に居るのは清川さんよりも
背が小さい可愛い女の子。
『幼馴染とかかな？』
歳は少し離れていそうだけど
仲が良さそうな二人。
これを見てればまた
フラッシュバックするかと思って
ずっと眺めていたが特に何もなく。
眺めるのに飽きた私は
ソファーに座ってまたぼーっとして。
気づいたら眠りに落ちていた。
…
「こんなところで寝てたら
風邪引きますよ…？」
寝顔が天使のような彼女は
静かに寝息を立てている。
ブランケットを被せてから
俺はAさんの横に座ってみる。
Aさん、
記憶、いつ取り戻すんだろう。
だんだんソファの背もたれから
頭が落ちて寝違えそうな角度に
なってしまっている。
そっと起こさないように
Aさんの頭を
俺の肩の方へ傾けさせた。
これで寝違えることは無いだろう。
だんだんとAさんの体温が
俺の腕に染み込む。
そしてその瞬間フワッと、
ある記憶が蘇った________
“A”…。
あれ？俺、もしかして…
この人に少し心当たりがあるのか…？
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ゆゆゆ(プロフ) - ぷーさんさん» ご覧頂きありがとうございます！乙女ゲー？にあるんですかね？私はその作品を存じ上げないのですが、何かの縁を感じますね(ˊᗜˋ*)良かったらこれからも応援頂けたら嬉しいです！ (3月31日 1時) (
レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
ぷーさん(プロフ) - 初コメ失礼いたします🙇キヨさんも、作者様がご存知なのかははっきりわかるわけではないですが、AMNESIAという作品も好きな私からしたらこんなに嬉しい作品はありません…！続きが更新されるのをのんびり待ちつつ楽しみながら読ませていただきたいと思います🥀 (3月22日 23時) (レス) id: 1f1bc78141 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2024年3月17日 2時
