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家に着く少し手前にある
大きな公園を見て思い出した。
「あ！そうだ！！
今度、そこの大きな公園で
夏祭りがあるんです。
良かったら一緒に行きませんか？
何か思い出すキッカケに
なったら良いなって思って…。」
『夏祭り…！良いですね！！』
「りんご飴とか、綿菓子とか
Aさん好きそうだし〜」
『綿菓子…甘いフワフワした物ですよね？
好きだと思います。
味はなんとなくしか
覚えてないですけど、
なんかそんな気がします。』
「じゃあ食べたら何か思い出す
キッカケになるかも！？」
俺が一人ワクワクしている横で
Aさんは表情が少しだけ曇った。
「Aさん…？」
『あ！いいえ…その…
もしいつか、全ての記憶取り戻したら
清川さんにもう、
会えない気がして…。』
「え、どうして…？」
『あっ、すみません。
ただ直感っていうか…。
こうやって再会するまでは
全く違う別々の人生を
歩んできていたはずですから。
神様が最後に会わせて
くれたのかもしれないなって思って。』
「最後だなんて…そんなことないですよ！
記憶が戻ってもこうやって
今みたいにお話しましょうよ！」
『清川さん…。』
「俺たち、幼馴染じゃないですか！」
幼馴染。
そうやって都合が良いように言ってしまう。
でも俺はAさんに記憶が戻ったら
幼馴染なんかじゃなくて、
一人の男として見て欲しい。
「なので、これからも
よろしくお願いしますね？」
だからこそ俺が
Aさんの記憶を_________
『ふふっ、そうでしたね。
きよおにいちゃん。』
「ちょっ！？今その呼び方します！？」
『えへへ、ちょっと変ですかね〜？』
________きっと、取り戻してみせる。
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ゆゆゆ(プロフ) - ぷーさんさん» ご覧頂きありがとうございます！乙女ゲー？にあるんですかね？私はその作品を存じ上げないのですが、何かの縁を感じますね(ˊᗜˋ*)良かったらこれからも応援頂けたら嬉しいです！ (3月31日 1時) (
レス) id: 6fdc3e229f (このIDを非表示/違反報告)
ぷーさん(プロフ) - 初コメ失礼いたします🙇キヨさんも、作者様がご存知なのかははっきりわかるわけではないですが、AMNESIAという作品も好きな私からしたらこんなに嬉しい作品はありません…！続きが更新されるのをのんびり待ちつつ楽しみながら読ませていただきたいと思います🥀 (3月22日 23時) (レス) id: 1f1bc78141 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆゆ | 作成日時：2024年3月17日 2時
