Carved seal of blood 【JUMP×in♀】

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〜慧side〜



慧「え…」



入学式も無事に終わり

教室へ。

教室へ入るなり私は驚いた。


朝私がぶつかってしまった人…同じクラスだ。

しかも…席が隣。



？「…あ」

慧「あ、よ、よろしくね…」

涼「うん、こちらこそ。俺、山田涼介」

慧「私は、伊野尾慧」

涼「伊野尾さんね」

知「僕知念侑李ー！」



なんだか良い人そう。

少し安心。



涼「…あ、そうだ。伊野尾さん」

慧「はい？」

涼「今日1年生昼までじゃん？」

慧「…うん」

知「僕たち、伊野尾さんと少し話があるから…良い？」



…今日、特に予定もないし



慧「うん。良いよ」

知「やった！」

涼「薮くんたちも呼ぶ？」

知「呼んだ方が良いでしょ」



薮くん…？



涼「あ、薮くんってのは俺らの一つ上の先輩。大ちゃんは違うけど…」

知「優しい人たちだから、大丈夫だよ」



…知念くんがそう言うなら

大丈夫、なのかな…？


ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ



先生「よーし。HR始めるぞー」



…担任の先生が入ってきた。


これが終われば私たち1年生は下校。


なんだか、ドキドキ、してる…。

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