顔の良さなら負けない女2【ブルーロック】【呪術廻戦】

顔の良さなら負けない女53 ページ6

「ボール磨き！！」



「選手達が使う部屋の掃除！！！」




「トレーニングルームの掃除！！！」




「廊下の掃除！！雑巾がけ雑巾がけ♪」




飲み物や新しいタオルは置き手紙だけ置いて桃井さんに任せた


え？アイツに任せても配らないって？

ノンノン()あの子なら「皆さんどぉぞぉ♡私が作ったんですぅ」の一つや二つ言うでしょ


あ、でも全部の棟は回らなさそうだから、籠にまとめて名札だけ貼って置いてます



そうこうしている内に日も暮れて、あっという間に夜になった


選手達が風呂に入る前に、コソッと一人で風呂を済ませ、食堂へと向かう



「A？」



食堂に入ると名前を呼ばれて顔を上げると錬介が立っていた



「よっ！ちょっと久しぶり！」



手を振って返事を返すと錬介は食堂という場所にも関わらず私を抱きしめた



「ど、どどどどどど、どうした、(驚きの余り緊張が隠せていない本作の主人公)」




「……………た(ﾎﾞｿｯ)」





「え？」




「会いたかった…
………お前がいない間寂しくて、」



は？？ナニソレ可愛い、
可愛すぎだろ、心臓止まるわ



「A……？
ど、どうした？下向いて、

あ、急に抱き締めるは嫌だったよな…ごめん、」




「あー、、、、そうじゃ無くて…
…………なんつーか……………///…」




出会い頭にハグされて寂しかったは誰でも落ちると思う
こんな面の良い男によォ？？？ハグだぜ？

もっかい言うからな？？ハグだせ？？(あまりの恥ずかしさに語彙力を無くした本作の主人公)




「………私も会いたかった……///」



抱きしめ返すのは流石に恥ずかしいので手を握り返して答えると錬介の顔がボッ、と効果音が着く程赤くなった



「A……だよな？」




トントン、と肩を叩かれて振り返ると豹馬が立っていた

豹馬も練習お疲れ様、と言おうとしたその時、、、



「皆〜！Aが帰ってきたぞ〜！！！」



「「「！？」」」



大きな声が食堂に響き渡り一斉にこっちを見る



「お………………」




「お…？？」




「おかえりなさい！！！！！」




周りに人集りができる。世一とか玲王とか、皆こっち来てくれておかえり！と元気良く言ってくれた



「お、おう
分かったから皆ご飯食べよ？な？」



絵心さんの制裁が加えられる前にこの騒ぎをどうにかせねば、と考えた私は一先ず皆に声をかけた

顔の良さなら負けない女54→←顔の良さなら負けない女52

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す