顔の良さなら負けない女2【ブルーロック】【呪術廻戦】

顔の良さなら負けない女62 ページ15

「玲王く〜ん♡♡頑張って〜〜！！」




何だ、この子もいたのか
まぁ試合と仕事の邪魔さえしてくれなければ、空気として認識できるし()いてもいなくても変わんねぇ



「分かってると思うが、選手の邪魔をする様な真似はしたらいけないからな？

応援はいいが妨害行為になる様な事は避ける、近寄り過ぎない。今日の試合はまた大切な物だから、気合い入れて行こー！」




「………」




無視かよぉぉぉぉぉぉ
ふざけんなこの野郎ぅぅぅぅ！！！！
アンリさんに仕事させておいて何様じゃコラ！！！




「千切君も！！國神君も頑張ってね〜！！
潔君も〜！凪君も〜！馬狼君も〜！！」



声でかっ()

つか誰も桃井さんの方見ないのウケる笑
うわー桃井さんこっち見てきた
何見てんだよこの野郎、はっ倒すぞ←



「では、試合を始めます。
妨害行為、悪質なプレー等はレッドカードです
もしこの中から一人でも怪我人が出た場合は直ぐに試合を中断させて頂きますので、安全にも、お気を付けて」




笛の音が元気良く鳴ったと思えば直ぐに双方攻撃を仕掛けた


桃井さん……危ねぇな、


別にあの子が怪我してもこのブルーロックで支障は来さないけど万が一あの子と選手が事故でも起きたら、、一人のサッカー人生を潰す事になり兼ねない。




「……桃井さん、少し前に出過ぎだ。
後ろへ下がった方が良い」




「きゃ〜♡！皆頑張って〜！！」




あー、聞いてないんだけど()
先輩を敬うって習ってないのかよ！？！？
礼儀と作法位家で習っただろうが！！！！



「桃井さん！！！！！！！！！！！！
聞こえてる！！！？！！！！！！！！
危ないから！！！！！！！！！！！！
後ろ下がろうか！！！！！！！！！！」




桃井さんの耳元で大きく叫んだ
桃井さんはビクッ！と肩が跳ね、私を見て「邪魔をするな」の視線を寄越したがそんなの自慢の対・五条先生様スマイルで撃退だこの野郎




＿＿＿







チームに得点も入り、そろそろストライカーとしてのエゴが目立ってくる頃合だ

あ、ドリンク取り行かねぇと




「…………(……時間と得点的には少し急いだ方がいいか)」



そう思い部屋から出て、少々の急ぎ足で向かう
氷や水の量を調整し、籠に入れる

黙々と作業を続けていると着信音が聞こえて来て、
「悟」という文字が目に入った

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