本格的 ページ37
A「グンシガッコウ？」
A「騰さん、グンシガッコウって何ですか？」
百人将になって本格的に活動を始めたA、隊での才能や独創的な発想、手先の器用さ、戦場を覆せる程の武力をこの先持ち合わせる、王騎は此処では収まる器ではない、と見越し、軍師学校に定期的に行く事を進めたのだ
騰「軍師学校というのは戦場に置く軍師を育てる所だ、呂氏陣営の蔡沢と昌平君という男が主軸だ、」
A「……(ﾋﾟｸｯ……呂氏陣営…………」
王騎「貴方の才は此処では収まりきれません…………定期的に軍師学校に通い、才を極める事をオススメします。」
A「………………軍師学校に行ったら、暫く帰って来れなくなるんですか？」
王騎「…………Aが本気で嫌ならば、無理強いはしませんよ………………私達も可愛い娘に暫く会えなくなるならァ心痛みますねェ、」
A「…………………………………………………………父上…………」
A「行きます、私、軍師学校に行きます！！！」
A「呂氏陣営の奴らがいるから行かないなんて関係ないです！！！！強くなれる道があるのならどうして其れを拒みましょうか！！！！！！」
A「直ぐにでも支度を始めましょう！！！私は何時でもいいです！！！！」
王騎「………………………ココココ、全く、流石我が娘ですねェ？」
こうして、Aは軍師学校へと通う事になった
――――――――――
A「此処が軍師学校…………これまた大きい……」
政の王宮の見劣りしないくらい豪華な屋敷が目の前に建っている
使いの者に一通り案内され、最後に、屋敷の主に挨拶する事になった
やはり、呂氏陣営なので、「呂不韋様の為に……」「昌文君が邪魔だ……」等といった声が聞こえる
A「……………入っていきなり襲ってくる………とかないよな？………まぁ、そん時は相手してやればいいか…」
少々物騒な事を一人考えながら、扉を開けた
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作者名：カンロ飴 | 作成日時：2022年11月21日 20時
