-story 41- ページ41
成瀬｢家でいいですね？｣
『うん。おねがーい。』
成瀬｢ちょっと酔ってるじゃないですか(笑)｣
そーかなぁ
言うてそんなに飲んでないと思うんやけどなぁ
楽しかったからかな？
成瀬｢まぁ明日もレッスンしかないですし
次の日持ち込むレベルではなさそうなのでいいんですけどね｣
あ、明日レッスンか
今日と同じ感じかなぁ
そしたら、美琴ちゃん途中のコンビニでお茶買ってきてくれた
ありがたい(笑)
成瀬｢すぐそこなんですけどのんでテンション落ち着かせてください｣
あ、着いた(笑)
成瀬｢今日は部屋まで押しますね｣
『あ、ほんま？ありがとぉ』
やっぱ、押してもらう方が楽なんよな←
荷物もほぼないからサッと車椅子に乗って
暗証番号打って中に入ってく
『あ、ごめん。ポスト取るで止まってくれん？』
珍しく紙が見えてる
なんなんかなぁって思って手を伸ばしてあげようとしたら
『いたっ！！』
成瀬｢えっ！？｣
思わず手を引っ込めたけど
伸ばした右手を見ると
開けようとした小指から血が出てた
幸い、お茶のペットボトル右手で持ってたから
小指で開けようとして、怪我したのはそこだけやけど
美琴ちゃんに確認してもらったら
ポストの開ける持ち手にカミソリが着けられてた
さすがにゾッとした
成瀬｢心当たりありますか？｣
『………』
何も言えない
怖いから言いたいけど
あの人にバレたらあの写真流される
そしたら章大くんに迷惑が………
今すごく売れてきてるのに
下積み時代知ってるから
売れてるってことのありがたさも少しはわかるから
そんな時にこんなの出したくない
二人でいたわけじゃないけど
説明して証拠もないのに信用してくれるような世界やない
どうしようどうしようどうしようどうし
成瀬｢おちついてください！｣
『っはぁ…はぁ』
どうやら考えすぎて心配かけたらしい
成瀬｢怖いのは分かります。
すみません。ポストも開けますね｣
そう言ってカミソリを取り除いた後にそっと開けた
美琴ちゃんも女子だ
自分に矛先が向いてないとはいえ
怖くないわけが無い
なのに開けてくれた
その瞬間
足元に大量の紙が落ちてきた
1枚とって見ると
『………っ！』
赤く"ヤメロ"と書かれている
成瀬｢これは…………｣
文字も怪我したことも怖い
でも
それ以上に
このポストに入れられてる
すなわち
"家がバレてる"
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飴ちゃん(プロフ) - みけねこさん» ありがとうございます！私にはホントもったいないくらいのお言葉です(笑)今はまだ受験生なので、終わり次第次のもどんどん出してくので楽しみにしててくださいっ！ (2020年2月28日 18時) (
レス) id: e30d2a92aa (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - 初めまして。最初から読みました！すごく面白かったです。途中何度も読み返したりして。更新されるのを楽しみに、また読み返します。応援してます！ (2020年2月27日 23時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
飴ちゃん(プロフ) - りほさん» ありがとうございます(><)そう言ってくださる方がいてほんとに励みになります！更新できるように頑張るのでお待ちください( . .)" (2020年2月21日 13時) (レス) id: e30d2a92aa (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - 今日初めて最初から読ませていただいたのですが、とても面白く楽しく読まさせていただきました。受験生で大変だと思いますが私は飴ちゃんさんが更新してくれるまで楽しみに待っています！ (2020年2月21日 0時) (レス) id: 907ebd6396 (このIDを非表示/違反報告)
飴ちゃん(プロフ) - 月希さん» そう言っていただけてほんとに嬉しいです。今はまだ受験生なので更新できないと思いますが、少しづつ書いていこうかなと思えるようになりました。低評価ばっかりじゃなくて見てくれている月希さんのような方に目を向けていこうとおもいました！ありがとうございます (2020年2月21日 0時) (レス) id: e30d2a92aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴ちゃん | 作成日時：2020年1月19日 20時
