#31【Kanta】 ページ37
ねえ。きっと今はAはシルクとお茶してるんだよね?
うー。俺も行きたい。
この前もシルクに助けられちゃってさ。
助けてくれたのはありがたいけど…俺が行きたかった…
Aは俺のこと好きかなあ?
最近シルクシルク言ってる気がする…
最初いろんなYouTuberさんに会った時からなぜかシルクにはすぐ打ち解けてさ
その時は素直に嬉しかったよ。
シルクって人の感情とか汲み取るのうまいし、
話広げるのうまいし、リーダーで頼りがいあるし。
俺にない事いっぱいあるけど俺だって出来ることだってあるし。
シルクより機械得意だもん。
ああああああ
モヤモヤするなぁ!
こんにゃrrrrrろぉぉおお!
これが嫉妬ってやつか…
思ったよりむかつくなぁあ。
帰ろ。
そうしよう。
…………
「たでーまー。」
「お帰りぃーーーー!カンタァァアアアア!!!」
「うをおぉぉあわあぁ!」
「やっほぉぅい」
「なにそのテンション。楽しかった?」
「うん。まぁね。」
「え?なによその微妙な反応w」
「ま、相談事かな?」
「え。俺じゃダメだった?」
「ううん。私の時はカンティだけど今回はシルクがだったからね。」
「そっか。聞かないけど大変だったら聞くよ。」
さりげなく言ってみたつもりだけどなんか恥ずい。
いかんなあ。
もっと頼って欲しいけどなー
Aにしか言えない事なんだろうな。
「ねぇ。カンティ。好き。」
「えわぁあおああぁ?」
「好きっつったの。」
「俺もだし…」
「俺も何よ。続きは?」
「好き…」
ああもう!
Aは俺の考えてることがわかるのかな?
エスパー?
しかもSだし。
何その責め方。
どこで学んできたし。
普段から俺の頭ん中は動画とAの事しか無いっつーの。
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作者名:雨が降る | 作者ホームページ:http://無し。
作成日時:2018年5月19日 18時