＃20 ページ22
“はいどーも！水溜りボンドですよろしくお願いしますー！
っね毎日動画投稿頑張っていきましょう”
“頑張っていきましょうっ！”
“はい、トミーです。”
“カンタです。嘘ですAです。”
“Pさんです。”
“まあ。このメンツならお分かりでしょうが”
“ドッキリでぇえええぇえええす”
“そろそろ行きましょう。”
テロップ)魔王はAとPさんを仲間にゲットした。
「あ！ね、トミー…どーしよ。」
「何が？」
「なんかさ。さっき出かけてたやつでなんか記事作られてるの。」
「マジで？Aと？ふーん。別にいいんじゃね？」
「え？炎上…」
テ)カンタは精神的ダメージ100を受けた
ここでA登場
「カンター。」
「あ、A！俺の部屋来てくんない？」
「あ、行くよー。」
(小型カメラを持ってね。)
「A…ごめん、ね？これ。」
「へ？」
テ)知らないふりを突き通すA
「でさ、便乗するみたいな感じになっちゃうけど。」
「ん？」
「あ、あの…俺。Aの事…好き…。」
「んぇ？！あ、え？！ま、まじ？！」
「ああ！もう！そんな大きな声出さないでよ！」
テ)顔真っ赤
すんごい映像取れたよ！
「あ、い、いやなら……っ」
「お、お願いします！」
テ)こっちも顔真っ赤
「か、かんた？ごめん…今言う事じゃないけど」
「えっ？っへ？」
「ドッキリなんだその記事…」
「んぇ？！これ。ぇえええぇえええ？！」
「ンハハハ！」
「ま、魔王の声が…」
テ)魔王の声に怯えるカンタ
ガラララ
「ドッキリでしたあ。」
「引っかかりすギィー！」
“以上！今日の水溜りボンドでした”
“はい。ぜひチャンネル登録してください！”
“はい！また明日！ばいばーい！”
こ、告白されたぁあああああ！
おkしたよもちろん！
「A告白の返事は本当だよね？」
「は、はいっ！」
「え？何そこ。何いちゃついてる？」
「…っAの彼氏になる……」
「はぁああっ？！マジかよそこ！は？え？」
「さっき。」
「だ、っばっま！え？は？」
「だって。好きだもん」
って可愛すぎかよおおおお！
今の撮ってたし載せてもいいかしら？
あ、でもコメント欄…大丈夫かな…
「俺が…Aを守るから。」
私の心を見透かしたように彼はそう言った。
＿＿＿＿
告白シーン。
だっせえええええ
ちょっと誰かああ告白の仕方教えてえええ！
ここ一番大事なシーンだったのにいいい！
恋愛経験無しの私には分からない。
誰かを好きになった事もないし…
なんとか分かって下さいいぃいぃい
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作者名：雨が降る | 作者ホームページ：http://無し。
作成日時：2018年5月19日 18時
