王道ヒロイン? 08 ページ9
かおりセンパイと成宮の会話。
「私は赤葦くんが今まで付き合ってきた彼女たちみたぃに、赤葦くんとすぐ別れるんじゃなくて最後に私を選んでくれればいいなって思ってます!!」
そんな声が聞こえた。
それでいっきに危機感持ったよね。
負けてたまるかって思ったよね。
でもそれと同時にけーじの本当のヒロインは私って言う自信を
一気にあいつに壊された気分だった。
だって、けーじの一番近くにいたのは私だよ?
そんなこと思い始めたのもう何年前だろ。
幼稚園の時から親同士仲良くって。
ずっとずっと17歳のいまでも恋してるんだ。
。
『男がバレーとかダッサ!!!!』
『やめなよあんたち!!バレーができない男のほうがよっぽどださい!』
『…なんだよっAかよ』
みんな私を見るとなんでかこわくて逃げてく。
運動、できたから?
小学校の時も中学校の時もずっと女王様なーんていわれてたっけ。
今思えば私はバカだった。
『いい?私はあんたの見方だよ?あんたがバレーしてるとこ私好きだからね?』
さらっと告白してたんだ。わたし。
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作者名:亜珠奈(アメル) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Amelu2521
作成日時:2017年3月28日 2時