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#3 お風呂 ページ4

私「到着っと」


そう言われ、目の前にあったのは1軒のアパートだった。
見た感じは一人暮らしっぽい。


(ゴミ捨て場から大体数分ぐらいかな…?結構近いんだ)


ここに落ちてきたのも運命かな…
そんなことを思いつつ、部屋のドアを開ける。
中は…


(えっ、部屋が…綺麗……)


家具も少なめで、鬱陶しくないすっきり感じの部屋だった。
思わず抱きかかえられていた手から飛び降りて、辺りをキョロキョロする。


「はっはっはー!!どう?綺麗でしょ?」
 (昨日たまたま部屋掃除しておいてよかった〜〜)


水色くんはまだキョロキョロしてる。
可愛いなあ


(…頭撫でてみよ)

なんでそう思ったかは分からない。けどなんか撫でてみたくなった。

サワサワ


水(い、いいいきなりなに!?)//


恥ずかしく顔をそらしてしまう水色くん。
ちょっと赤面のがまた可愛い


「んはは!!かわいいやつめ!!」


思ったことをそのまま声に出してしまった。
大きい声で笑う。

呆れたような顔で水色くんがこっちを見てくる


(早く身体洗いたいんですけど…この人のテンションについていけないよ僕…)


「ま、身体洗おっか」

真顔で言ってきた。


いやテンションの落差よ?!?!この人なんなの??
僕は頷いた。


お風呂場へ向かい、扉を開ける
ガラガラ


(部屋と同じでお風呂場も清潔だ…)


「よぉーし!きれいにするぞー!」

袖をまくり、気合を入れる


そして桶にお湯をため、水色くんを入れた

あとは汚れてるところを水で流したり、シャンプー付けたり、タオルでごしごししたり…
そうこうしているうちに、汚れが取れキレイになった。


(あ、きれいになってる)

僕はまじまじと自分の身体を見た


「ふふん、我ながらにいい出来だなあ」
まあ身体を洗うことに良い出来もくそもないんですけどね。


と、その時。

ギュルギュルっとお腹がなった。

水色くんもなっている。
そういえば朝ご飯食べてなかったや…


(……お腹なっちゃった)


「あ、お腹すいてる?私なんか食べるものつくるね。リビングにソファーあるからそこで待ってて〜!こっちがリビングね」


と、指をさす。



(あ…料理も出来るんだこの人…)





僕はその指の方向へ向かった。

#4 絶望冷蔵庫くん→←#2 突然の出会い



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小寒 - 凄くいいので早く続きを読みたい… (10月6日 21時) (レス) @page29 id: cb2d68e6ae (このIDを非表示/違反報告)
くらげ - あ、ID違いますが中身は同じです… (2023年4月7日 18時) (レス) id: b483d92de2 (このIDを非表示/違反報告)
くらげ - コメントありがとうございます。そう言ってもらえてとても嬉しいです。現在復旧中…もうそろそろできそうです! (2023年4月7日 18時) (レス) id: b483d92de2 (このIDを非表示/違反報告)
リース(プロフ) - コメント失礼します!書いていたデータ飛ぶのマジ萎えますよね...(私も飛んだ事あるので)そしてこの作品好みです!がんばってください! (2023年4月4日 18時) (レス) id: db830d80cd (このIDを非表示/違反報告)
朱欄(プロフ) - いえいえ!あの漫画が面白くアレンジされててすごく好きです!応援してます! (2023年2月12日 22時) (レス) id: efb6a7397d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くらげ | 作成日時:2021年9月2日 8時

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