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…ほう。
これはまた、驚きだ。
彼女と、彼らの仲がいいのは十分に知っていたが、ここまでとは。
HS「先日、この部屋にお邪魔した時、Aと話してたのは、俺たちの弟のことですよね。
Aは、新グループのスタッフになるんですよね。」
PD「うん、そうだ。
正確には、スタッフではなく、マネージャーになる。
昇進だよ、君たちの周りで精一杯働いてくれた事を認めて。」
昇進は喜ばしいことだと思っていたし、何よりも彼女には信頼を置いていたから、新しいグループを任せようと決めていた。
けど、この子達の表情を見る限り、僕の誤算があったようだ。
JN「昨日の夜、Aが僕たちに付いて仕事をすることが出来ないと告げてくれました。
何度も謝りながら、泣きながら。
… 本当に、不甲斐ないと思いました。
ずっと今まで、僕たちが濡れないように、傘で守ってくれた彼女がこの数ヶ月、僕達にこのことを隠して笑ってくれていたことを知って。」
YG「俺たちを守ってくれたように、俺たちが守りたいとずっと思ってきたのに、不安に押しつぶされるAを見て、何もしないでいることはできませんでした」
JM「Aヌナが心から望んだことなら、僕達は引き下がります。
…でも、そうじゃない。7年も一緒だから、ヌナの本当の心くらい分かります。｣
TH「俺たちが、“防弾少年団”になれたのは、Aが居たからだと思っています。
だから、俺たちが防弾少年団でいるためには、Aが必要です」
JK「Aヌナも、大切な、大切な、僕達のメンバーです。」
どうか、どうかお願いします。
そう震える声で言いながら深く頭を下げた彼ら。
PD「……考えておくよ」
愛を与えられて大きくなった少年たちが、
愛を与えることを知った。
守られながら育った彼らが、
守りたいと願った。
部屋をあとにする彼らの背中を見て、目頭が熱くなるのを、感じた。
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雨子(プロフ) - 彩渚さん» はじめまして！！涙がほろりしてしまうほど嬉しいお言葉ありがとうございます…彩渚さんの笑顔に少しでも貢献できたなら嬉しい限りです^^ これからもなにとぞよろしくお願いいたします (2020年3月24日 19時) (
レス) id: 0b55a58332 (このIDを非表示/違反報告)
雨子(プロフ) - さとみさん» ありがとうございます！！大変お返事が遅くなり申し訳ございません…おかげさまで完結する運びとなりました^^ これからもなにとぞよろしくお願いいたしますね (2020年3月24日 19時) (レス) id: 0b55a58332 (このIDを非表示/違反報告)
彩渚 - はじめまして！この作品に出会えたことに感謝です！本当に面白くてつい一気に読んでしまいました笑更新頑張ってください！！ (2019年12月16日 1時) (レス) id: 0f39bf66e4 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ - はじめまして！楽しく読ませてもらっています。これからも更新大変だと思いますが頑張ってください！ (2019年4月27日 0時) (レス) id: 4d476c14ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - あー、、切ない、、。そりゃ、バンタンといるのは楽しいし、ずっと（？）一緒にいたから離れたくないですよね。うん。その気持ちわかります。寂しい、 (2019年4月25日 0時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨子
| 作成日時：2018年10月14日 0時
