継子達�７鄰譴肇爛ぅ船蹇� ページ4
「なんだっけ…なんだっけ、あの鳥。」
「…カワセミ…だ…」
「なんだっけ…なんだっけ、あの雲の形…」
「…積乱雲…だな…一度…屋敷に戻ろう…ムイチロー。」
「…誰だっけ…この人…」
「……。月柱…継国…厳勝…だ…」
「いや、それはさすがにもう覚えたよ、師範。」
「…そうか…」
あだ名がなぜかコクシボウ、の月柱と、その継子である時透無一郎。
コクシボウがとある山で、ムイチローが大怪我を負っていたのを見つけ、剣技の才が素晴らしかった故継子に取ったのである。
「…今度…お前の兄が…屋敷に来るぞ…」
「え！本当なの？」
「…ああ…」
嬉しそうに飛び跳ねるムイチローを見て、コクシボウは少しシュンとした。
いつも自分と居る時は、ムイチローはこんなに楽しそうじゃないからだ。
「…それと…明日は…無惨様に…呼び出されているから…氷柱の所に…お前を…預けることに…なる…」
「えっ…氷柱って、ドーマさんの所？」
「…そうだ…お前も…数度…会ったことがあるだろう…」
しかしコクシボウがそう言うと、ムイチローはえぇ、と抗議の声を上げる。
「ドーマさん、前に僕の事女の子と間違えて話しかけて来てさ、しつこかったんだよ。」
「仕方ない…彼奴はそういう男だ…」
「そういう人なの？」
「…そういう人だ…」
嫌そうにしているムイチローの頭を、コクシボウはそっと撫でてやった。
「あ、そうだ。縁壱おじさんは今度いつ来るの？」
「縁壱なら…しばらく実家に帰っている…だが…またお前に会いたいと…言っていたぞ…」
「やった！」
再び飛び跳ねるムイチローに、コクシボウはまたシュンとする。
縁壱にまた負けた気がする。
「師範、今日も月の呼吸見せて下さい！」
「…ああ…もちろんだ…」
しかし目を輝かせてそう言うムイチローを見て、コクシボウは少し微笑んだ。
「…また…縁壱と…草笛を作ろう…」
「はい！」
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい…可愛い (10月23日 10時) (
レス) @page6 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
守小町慶 - 恋雪ちゃんがあかざと結ばれているのがとっても嬉しいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2020年1月8日 23時) (レス) id: c4783174d3 (このIDを非表示/違反報告)
レインストーン(プロフ) - `・ω・´さん» ありがとうございます！これからも少し暴走しながら更新します (2019年11月5日 20時) (レス) id: 9dfc0cf9af (このIDを非表示/違反報告)
`・ω・´ - くそっ！上弦と柱たちが仲良しだっていうのかっ！こんなことあっていいのかっ！(めちゃくちゃ好きです！頑張ってください！こういう作品を待っていた！みんな可愛い！！) (2019年11月3日 14時) (レス) id: 41babb6a13 (このIDを非表示/違反報告)
レインストーン(プロフ) - 怜さん» はい！ある継子の師範として出てきますよ〜 (2019年10月31日 9時) (レス) id: 9dfc0cf9af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レインストーン | 作成日時：2019年10月20日 10時
