4話 (杏視点) ページ6
私は今日神高に入学し入学祝いに
路上ライブをしたくなり、学校が終わった後
急いで準備し、スクランブル交差点に向かい
歌い始めた。
今日も街の皆は聞きに来てくれた。
聞きに来てくれるから私は、活動を続けられる。
そうだｯ‼️せっかくだし、街の皆と歌ってみたい‼️
チャレンジしてみたいと思い、皆を誘ってみる。
『私と一緒に盛り上げてくれそうな人ｯ‼️
指名してもいいですかｯ‼️』
皆、歓声を上げて賛成してくれた。
誰にしようかな……やるなら、同年代の子…
あっ……あの子にしようかな。
その子は、宮女の制服を着てここの会場に
似合わなそうなおとなしそうな子だった。
でも、私は感じる。この子はきっと“才能”だ
おとなしいというオーラとは別に皆と違う。
『じゃあ、宮女の子ｯ‼️私と歌わない⁉️』
俯いていた顔をあげ私を真っ直ぐ黄緑色の
瞳で見つめてきた。きれいな瞳。
時雨｢いいですかｯ?｣
彼女は苦しそうな声で問いかけてきた。
当たり前でしょ。じゃなきゃ貴方を選ばない。
きっと何かあった感じるだった、
けれど今は違うんだよ。皆に貴方の歌声を。
私は一言でこの気持ちを伝えた。
きっと、伝わってくれたのだろうか。
彼女はマイクを手に取り、深呼吸をしてから
時雨｢よっしゃｯ‼️盛り上がるぞ〜ｯ‼️｣
大きな声で叫び始めた。
何だ、良かった。無理矢理感満載だったけど楽しそう。
しかも、めちゃくちゃリズムと音程も取れてる。
誘って、呼んで正解だった。私の勘は、
やっぱりハズレてはなかったみたい。
時雨｢はぁはぁ…ありがとうございましたｯ‼️｣
きっと、彼女は経験者だ…でもこの辺では
見たことないな…まぁ、まず名前も分かってない
からね。そりゃあ分かんないわ。
終わった後、名前や活動などを聞いた。
東雲?何か聞いたことあるな…
活動は一回だけやった事あるんだ。
けれど最近ではないかな、名前も初めて聞いた。
やはり、何か家族か友達かあったのか、
また、会えるといいな。
あっ…名前言うの忘れてた、まぁいっか。
_____________________________
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天美葉火 - ホワイトさん» コメントありがとうございます!初小説なのであんまり自信無かったんですけどこういうコメント嬉しいです✨投稿頑張りますね‼️ (10月11日 22時) (
レス) id: 69e69aaad2 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイト(プロフ) - コメント失礼します！天美さんの作品とても好きです！ゆっくりでいいので更新してくれると嬉しいです！急かす様ですみません💦 (10月11日 17時) (レス) id: 2ec129eac8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天美葉火 | 作成日時：2023年8月15日 22時
