39話(雫視点) ページ41
人間っていうのは不思議なの。
周りの顔をずっと伺っていたり
自分の価値観を人に合わせたり
自分の思いを押さえ込んでいると
人は簡単に爆発して壊れるの…
壊れたら人生の橋から落ちて手遅れになる
時雨さんは人間関係のどこでつまづいているのか
私には全然分からないことだけど大抵はこれ。
人はみんなを守るため気持ちを封じ込める。
相手へのイライラも、自分の惨めさにも
ホントに小さな些細な事まで溜め込む人だっている。
人間はこのような溜め込む要素を気づいてほしいの
人間はこの気持ちを分かち合いたいの
人によっては異なるけれど
例えば、イライラしている人は
そっとしておいて少し経ったらその人の
好きなものをお供にそばに寄り添う。
妹のしぃちゃんはこれが一番分かち合える。
前から思ったの
時雨さんは何かしら才能のある子。
きっと多分お姉さんとも上手くいってないし
友達ともギクシャクしているのよね
きっと大丈夫。
お姉さんは貴方を嫌っているのではない。
才能で締め付ける自分が嫌いなはず。
時雨さんめげちゃダメよ。
え?どうしてそんなに言えるかって?
ん〜…一個上の先輩からの人生のアドバイスみたいな感じかな〜
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『それじゃあ私は自分の教室に戻ります』
愛｢うん。話せて良かったわ時雨またね｣
雫｢めげちゃダメよ!また部活で会いましょ｣
『はいっ‼️さよなら〜』
手を振り私の大事な後輩が教室に入っていく。
その背中は少し身軽になっていたような気がした。
愛｢まさか、雫がかっこいいこと言うなんて｣
雫｢え?そうかしら〜私普通の事言っただけよ｣
そう私が言うと愛莉ちゃんは少しため息をした。
私は不思議に思ったが確かにかっこいいこと言ったかも
少しは後輩の力になれたなら良いわね〜♪
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39なのでミクですね
(ミクちゃん一回も出てないけど…
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天美葉火 - ホワイトさん» コメントありがとうございます!初小説なのであんまり自信無かったんですけどこういうコメント嬉しいです✨投稿頑張りますね‼️ (10月11日 22時) (
レス) id: 69e69aaad2 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイト(プロフ) - コメント失礼します！天美さんの作品とても好きです！ゆっくりでいいので更新してくれると嬉しいです！急かす様ですみません💦 (10月11日 17時) (レス) id: 2ec129eac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天美葉火 | 作成日時：2023年8月15日 22時
