14話 ページ16
ザアァーーーーｯ
凄い雨の量。今泣いても気づかれない。
本当に不思議な世界。そして綺麗な世界だな。
ミ｢時雨…?｣
『昨日ぶりだね、ミク』
ミクは不思議に思いながら傘を差し出してきた。
何となく分かったのかバス停で腰を降ろした。
ミ｢どうしたの?ここに来るって
ことは何かあったんでしょ?｣
少し微笑んで私の顔を覗いた。
『そうかもしれない。会いたかったの』
ミクに会いたかった。それとは別に
昔の自分に会いたかったのかもしれない。
私がそう告げるとミクは苦しんだ表情をした。
気まずい空気の中ミクが喋った。
ミ｢時雨はさ、過去の自分に何をする?｣
『家族は簡単に壊れる。だから………だ、から』
歌うことを辞めろ?絵を描くのを辞めろ?
そんなの昔の自分に出来るわけない。
今度は私が壊れちゃう。どうしたら…
ミ｢さっき時雨泣いてたよね。
どうしたら良いのか分かんなくなって
疲れてしまったのが今の時雨だよ。｣
私疲れているのかな…全然だけど…
ミ｢過去の自分にどうこうするんじゃなくて
今の自分が何かを変えたらどう?｣
『今の自分…そうかも。』
また皆で家族で笑いあいたいｯ‼️
そのために、今できることをしよう!
『ありがとうミク‼️何か頑張ってみる‼️』
ミ｢うんｯ‼️私も応援するね〜｣
『じゃあバイバイ‼️また来るね‼️』
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(???視点)
きっとまだ知らない。
この世界はある意味私の世界であることを。
きっと何も知らない。
この先どんな事があるのかも。
彼女はまだ知らない。
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1000hit＋1シーズンありがとうございます。
このようにキリのいいところで分けていきます。
これからは、2シーズンに突入です。
新しいメンバー加入⁉️その子の思いとは⁉️
引き続き読んでいただけるとありがたいでーす。
ばいばーい。
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SEASON1『思い出した彼女。』 完
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天美葉火 - ホワイトさん» コメントありがとうございます!初小説なのであんまり自信無かったんですけどこういうコメント嬉しいです✨投稿頑張りますね‼️ (10月11日 22時) (
レス) id: 69e69aaad2 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイト(プロフ) - コメント失礼します！天美さんの作品とても好きです！ゆっくりでいいので更新してくれると嬉しいです！急かす様ですみません💦 (10月11日 17時) (レス) id: 2ec129eac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天美葉火 | 作成日時：2023年8月15日 22時
