自殺読本 十二頁目 ページ15
織田作side
『違うからッッ!』
顔に焦燥を浮かべて精一杯の否定をするA
そんなAに土下座する太宰
太宰お前何やったんだ…
「A、太宰が何をしたのかは知らないがどうか許してくれないか」
幹部とは言えどまだ18の子供だ
Aに怒られたと思うと可哀想になってくる
『うん??さっちゃんなんか違うよ???』
「先生ッこの度は誠に申し訳ありませんでしたッッ」
『ねぇお願いだから君はこれ以上事態をややこしくしないでくれるかな??』
ひたすらAに謝り続ける太宰
そんなに怒られたのが怖かったのか…
わかるぞ
俺も死ぬほど怖かったからな
過去を思い出し、1人黙々と思案していた
ふと、服の裾が引っ張られた気がした
振り向くと、Aが作り笑いを浮かべている
…目が笑っていないがな、
『あのねぇさっちゃん?とりあえず私の話を聞こうか?
___ねぇ??』
穏やかに笑うAに安心したのも束の間
ピキッ
その美しい顔に青筋が薄く浮かんだ
ゴゴゴというアニメ風の効果音が聞こえたのはきっと幻聴ではないだろう
___もう一度死を覚悟した瞬間だった
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文スト外伝は絶対見てほしい - 一気読みさせてもらいました!最高です。すごく面白いです。続きが投稿されるのを待っています!(因にこの作品は恋愛物で、オチは太宰幹部ということで良いですか?) (8月27日 18時) (レス) id: 7afe0da078 (このIDを非表示/違反報告)
あいいろ(プロフ) - 天雨さん» 直ってよかった…!!本当にこの作品大好きなので…これからも頑張ってください!! (2023年5月6日 21時) (レス) @page34 id: 9d9e38c616 (このIDを非表示/違反報告)
天雨(プロフ) - あいいろさん» ご迷惑をおかけしました!!実は事前に設定しておいたパスワードでなんとか入ったんですよね…いやー、死んだかと思った (2023年5月6日 11時) (レス) id: 45589be64f (このIDを非表示/違反報告)
あいいろ(プロフ) - すいません。小説作ったことがないのですが…そ、そちらのチャプターはどのように書いたのですか?!あと、この小説を検索して編集することとかもできないのでしょうか… (2023年5月6日 8時) (レス) @page33 id: 9d9e38c616 (このIDを非表示/違反報告)
天雨(プロフ) - 悠真さん» 本当にどうしましょう!!もらったメッセージとかも全部見れなくて…意見参考にさせてもらいますね。ありがとうございます! (2023年5月4日 20時) (レス) id: 45589be64f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天雨 x他1人 | 作成日時:2022年10月16日 7時