自殺読本 二頁目 ページ4
織田作side
ピッ
Aとの通話を切る
「ふっ」
ふと微笑みが口の中では収まりきれなかったのか吐息となって外に漏れた
「どうしたんだい織田作?」
「いや何でもない」
“お前と同じことを言う奴がいてな”と言うと太宰は首を傾げた
「え!?私以外にも自‘殺嗜好が!?」
彼は目を見開く
「さっき言った作家のことだからな」
「嗚呼!完全自‘殺読本の…」
そこまで言いかけて動きがぴたりと止む
否、硬直した
「ええ!?!?」
彼はいつも大袈裟に反応する
こいつからしたら大袈裟ではなくそのままなのかもしれないが
「お、織田作きみ…」
「鶴見先生と知り合いなのかい!?!?」
そう言って立ち上がり俺の肩を掴んではブンブンと振り回す
そして俺はようやく思い出した
完全自‘殺読本が太宰の愛読書であったことを
太宰が作者であるAに対してもはや崇拝に近いような尊敬の念を抱いていたことを_____
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文スト外伝は絶対見てほしい - 一気読みさせてもらいました!最高です。すごく面白いです。続きが投稿されるのを待っています!(因にこの作品は恋愛物で、オチは太宰幹部ということで良いですか?) (8月27日 18時) (レス) id: 7afe0da078 (このIDを非表示/違反報告)
あいいろ(プロフ) - 天雨さん» 直ってよかった…!!本当にこの作品大好きなので…これからも頑張ってください!! (2023年5月6日 21時) (レス) @page34 id: 9d9e38c616 (このIDを非表示/違反報告)
天雨(プロフ) - あいいろさん» ご迷惑をおかけしました!!実は事前に設定しておいたパスワードでなんとか入ったんですよね…いやー、死んだかと思った (2023年5月6日 11時) (レス) id: 45589be64f (このIDを非表示/違反報告)
あいいろ(プロフ) - すいません。小説作ったことがないのですが…そ、そちらのチャプターはどのように書いたのですか?!あと、この小説を検索して編集することとかもできないのでしょうか… (2023年5月6日 8時) (レス) @page33 id: 9d9e38c616 (このIDを非表示/違反報告)
天雨(プロフ) - 悠真さん» 本当にどうしましょう!!もらったメッセージとかも全部見れなくて…意見参考にさせてもらいますね。ありがとうございます! (2023年5月4日 20時) (レス) id: 45589be64f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天雨 x他1人 | 作成日時:2022年10月16日 7時