雅ヶ丘の生徒会長さんが嫌いすぎて転校しました (ページ10)

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8話はぁ… ページ10

“お前おもろいわ、男であるんが惜しいなぁ

まぁ、せいぜい楽しませろや”

だと…？

『ふざけんじゃねぇ…！！』

お父様「…わっ、ビックリしたじゃないか
そんなに五十嵐様がお気に召さないのかい？」

『…いえ、五十嵐様は常に完璧で気が貼ってしまうのです』

お父「…あぁ、なるほど。だがいつか慣れるだろう」

『そうでしょうか…』

そう話していると
五十嵐様と会食の会場についてしまった

さて…ミッション開始というか

今回の会食、あくまで顔合わせという形のパーティ
1度に顔を合わせておけば

人混みの中に紛れれば深く関わらずにすむ

そして、会食も順調に終わりに近づいて来た頃

お父「では、是非とも婚約を正式に結びたい…と？」

『……』

まさかこんなに早いとは…な

顔合わせじゃないの？これ

『…あの、私は……
私は五十嵐様に釣り合うような女ではありません

その、見定めてから…婚約ということに…
して頂けないでしょうか？』

とっさの私の発言で、婚約は阻止したが
一緒に過ごす時間ができてしまったのである

週に3日、私は五十嵐家に住まうことに…

さて…私は、大丈夫だろうか…