平和な日常

清弦さんの絶対に開けるな触るな ページ6

子どもって触るなって言われたら触りたくなるし

開けるなって言われたら開けたくなる

駄目って言われたら、したくなるというやつだ

まぁ、それで痛い目にあってしまったのだが

…ｶﾞﾗｯ

(玄関と扉の音)

清｢帰ったぞぉ〜｣

皆｢おかえりなさ〜い！！｣

ろ「…！清弦っ！✨

それはお土産なのか…っ！！なぁなぁ！！」

清｢ちげぇ〜よぉ これはお前らにはまだ早ぇ〜｣

ろ｢えーー｣

繭｢なんかちょっと気になるよね｣

『確かにね』

紅｢ｺｸｺｸ｣頷く

清｢いいかぁ〜？？絶対に触るんじゃねぇぞぉ〜？｣

そう言って清弦さんは部屋に入ってしまった

ろ｢なぁなー！！何がはいってんだろーなぁ！！！

…ちょっとくらい見ても大丈夫だよな｣

繭｢駄目だよ！お父さん触ったらだめって言ってたでしょ？｣

悠｢そうだよ、ろくのせいで僕まで怒られるなんてごめんだね｣

ろ｢…だってよー｣

『でも気になるなぁ、陰陽師の新たな道具かもよ？』

皆｢…！！｣

悠｢確かにそうだとしたら見てみたいね｣

士｢駄目だ！！清弦さんが触るなと言っていただろう！！｣

ろ｢じゃあ、士門は見たくねぇのかよ！｣

士｢…ぅっ、確かに……見てみたいが…｣

ろ｢なら見るしかねぇな！｣

…ｶﾞｻｯ

箱を取り出してそっと蓋を開けてみるとそこには

美味しそうなチョコがたくさん入っていた

繭｢わぁ〜！！✨｣

『綺麗だね』

ろ｢……ぱくっ…｣

悠｢…ちょっ、ろく！何食べてんのさ｣

士｢全くだ、食べてしまっては取り返しがつかない｣

ろ｢だって美味そうだったし…これで同罪だー！！｣

悠＆士｢…んっ｣

口の中にチョコを放り込まれてしまい食べてしまった

『どっちにしろ怒られるんだから食べなきゃ損だわ…ぱくっ』

めっちゃ美味しい！！

でもちょっと変な味がするなぁ…

繭｢えーいっ！私も！！｣

紅｢…えっ、じゃあ……私も…食べる｣


全員が1個ずつ食べ終えた頃変化が起き始めた

ろ｢…あれぇ〜ぼやっとする〜｣

悠｢…僕も、だよ……ふわふわする…｣

士｢……？｣ほえ？って感じ

繭｢あれ〜？？士門が4人〜？あはは〜｣

紅｢……ろ、くろ…？なんで、揺れて…るの？？｣

紅緒が揺れてます

『…あれ？？皆どうしたの？？』

皆ほわほわしてる

『…ぇ？』

清弦に言う？？でも、怒られる…

…ぁ

スマホを探し出し手に取る

『…出て』ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

天｢…あぁ？真面目子じゃねぇかどうしー｣

『天馬ぁ、皆が変なのぉ…助けてぇ』泣

｢…っ？！｣

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