似ているようで似ていない ページ5
今日は朝からみんなで、清弦さんのスペシャルメニューをやっています
前まで一日かかっていたのに、全員半日で終わるようになるほど
少しずつ、成長していた
開始してまだ、1時間半たった頃
『士門、お先〜』
士「…っ、わかった俺もすぐ次に向かう」
『おけ〜』
紅緒や士門も確かに、メニューの習得ペースが早い
それでも、私はいつも余裕で一番最初に終わってしまう
まぁ、なんというか私は天馬と似ているから
『……はぁ…終わり〜…結局士門来なかったし』
時間を余してしまった私は、自分のお気に入りの場所へと向かった
そこは町と、みんながメニューをこなしている姿見える
景色がとってもいい高台
しかし向かってみると、先客がいた
『…また来てたの？？天馬』
｢ほぉー、まひめこぉふへぇか〜｣
おー、真面目子じゃねぇか〜
だな、だぶん
『真面目子言うな』
｢お、また呪力強くなってんな」
『人の話聞けよ
…はぁ、ずっと見てたの？悪趣味だね』
ｷﾞﾘｯと睨んでおいた
｢お前、ずっとあそこでいるつもりじゃねぇだろうな
あそこにいても別に習得することはねぇだろ んん？｣
『……』
食べていたみたらし団子の串をクイッと向けられる
｢お前は俺と同じ“こっち側”だ
弱い奴らはどうせ死ぬ、あいつらも同じなんだよ｣
…ﾊﾞｷｯ
向けられていたみたらし団子の串が折れる
誰も触れた訳では無いのに
“勝手に折れた”
｢……｣
『言っておくけど、皆は弱くない
確かに術を覚えるとかそういうのでは習得し終わってる
けれど、私はあそこで“別の可能性”を学んでいる』
…ｽｯと、折れた串が浮き
折れたのが嘘みたいに綺麗に治った
『…これ、返す
憧れ、興味、尊敬、大切…そんな気持ちから
決まった強さじゃなくて、進化した力がなければ
これから先は進んでいけない』
くるっと、天馬に背を向ける
私達は、天才
進まなくとも最強と称えられる
…でも、それってさ
進むことに恐怖を抱いているのと一緒
進んでしまえば、落ちるかもしれない
進まずとも自分は上に立つのだから進まなくていい？
それじゃ、なにも変わらない
『本当に弱いのは、変わらない者だよ天馬』
｢……｣
『私は変わり続ける、だから
私と天馬は同じようであって同じじゃない』
足元をすくわれるじゃなくて
“足元から救われる”ことだってあるんだからね
『そろそろ戻るよ、皆終わっただろうし…じゃあね天馬』
私はずっとそこに…“私の居場所に”
清弦さんの絶対に開けるな触るな→←双子って、好きのもの似たりするよね
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妖 - 最初は面白かったんですが一気にダメになりました。原作キャラ達がわちゃわちゃやってるのは楽しいですが、オリキャラの自慢はいらないです。なのに「天馬並みの実力」「課題を一番に終わらせられる」「精神面も凄い」という自慢を連発。最新話なんてソレ一色 (2018年12月28日 18時) (
レス) id: a39dd38ad9 (このIDを非表示/違反報告)
為人(プロフ) - 頑張ります(p`･ω･´q) (2018年11月22日 19時) (レス) id: 9005cb63bb (このIDを非表示/違反報告)
為人(プロフ) - ありがとうございます(*´ω`*) (2018年11月22日 19時) (レス) id: 9005cb63bb (このIDを非表示/違反報告)
凜音(プロフ) - とても面白かったです！更新頑張ってください！ (2018年11月22日 19時) (レス) id: 60be99ef23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：為人 x他1人 | 作成日時：2018年11月22日 15時
