タライが7つ落ちてきた 甘色 ページ7
『いやまさか〜そんな非現実的なことある訳ないですよ〜』
中也「いや、それいったら道歩いてたらタライ落ちてくるほうが非現実的だろ」
『返す言葉もございません』
中也「もうなんでもありなんだよ、早く気づけ」
『やめて!!』
私は頭を抱え………ようとしたが生憎頭にはターバン状態の包帯がある。
『………そしたら中也さん、私が中也さんをチビってからかってる映像思い浮かべてください』
中也「内容に不満しかねぇが分かった、見てろよ?」
私はモヤモヤを凝視する。
モヤモヤは映像が切り替わる。
でてきたのは………
音声?らしきものが脳内に流れ込んでくる。
【やーいやーい!中也さんのチビー!小粒ー!永遠成長期待ちー!】
中也【……………】
映像の中の中也さんは静かに私の腹に蹴りをいれ……………【自主規制】だめだこれ、だからこの小説18フラグたててねぇんだよ!
『中也さんってひょっとして被害妄想癖あります?』
中也「は?なんでだよ」
『私はチビってからかってるとしか言ってないのに永遠成長期待ちだの小粒だの………』
中也「………てかお前、それ聞こえたし見えたってことは………」
『……………人の想像していることが分かる………?』
ちょっと待て、私。
いやそれはないだろ。
だって………
『待ってください、もしほんとにそうだとか有り得ません』
中也「なんでだよ?こんだけ証拠でてんぞ?」
『いえ!だってそれだと太宰さんが……』
そう、もしも人が想像している事が見えるのだとしたら太宰さんの考えてることにつじづまが合わないのだ。
中也「ちなみに青鯖はなに考えてたんだ?」
『………………映像の中での私を抱きしめて………き、
接物を…………』
中也「………お前、疲れてるだろ、もう一回寝るか?」
いや、まじなんだよ相棒(白目)
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青鯖と蛞蝓 - 太宰さんの膝に座れる世界線どこですか‥(切実) (2月26日 11時) (レス) @page9 id: 14ee6c9b6d (このIDを非表示/違反報告)
甘色様(プロフ) - 青鯖と蛞蝓さん» やった! (2月19日 16時) (レス) id: 236baa30bf (このIDを非表示/違反報告)
青鯖と蛞蝓 - とても面白いです!早く続き見たい‥ (2月19日 10時) (レス) @page7 id: f80cf1a544 (このIDを非表示/違反報告)
甘色様(プロフ) - 幸せの青いバラさん» ありがとうございます!頑張ります! (2月16日 17時) (レス) id: 236baa30bf (このIDを非表示/違反報告)
幸せの青いバラ(プロフ) - 続きが楽しみで寝られない…頑張ってください! (2月16日 15時) (レス) @page5 id: dc146e9344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘宮様 x他1人 | 作成日時:2024年2月13日 21時