頭の中見えてます！〜タライで始まるLoveStory〜【文スト】

タライが2つ落ちてきた 甘色 ページ2

頭痛い。

自業自得？なにそれ知らない。

私はあの後全てを諦めて目が覚めるのを待つことにしたが覚めない。
夢では無いらしい。

無事に現実だと確認できて何よりだ。(被害多数)

大人しくベッドでキメラの数を数え眠りに落ちようとしていたらドアが開いて看護師さんがお医者さんっぽいおじさんを連れて入ってきた。おかえりもう二度と帰ってこないかと思ったよ。

「調子はどうだい？」

『頭が痛いです(頭をたたきつけたせいで)』

「そうか…………まぁ頭から大量出血していたからね、無理もない」

『え？そうなんですか？』

「あぁ、巨大な金属製のタライが落ちてきて頭がタライ型に凹んでいたよ 」

ヤバすぎるだろタライ。
もう凶器じゃん。警察の調査リストにタライいれろよ。

『はぁ………それで倒れて病院と？』

「そうだよ、それにしても不運だったねぇ………君がたまたま歩いていた上のマンションの最上階のご婦人の手元がたまたま狂って君の後頭部にたまたま直撃…………」

『いやたまたま多すぎません？故意だろそれ』

「いや、マジの事故らしい」

『マジかよ』

てかなんでご婦人タライもってベランダ行ったん？謎すぎるわ、


「まぁ君で良かったよ、君が極度の石頭だから生きていたんだ、他の人なら即死だよ」

やば、私どんだけ石頭だよ、そしてタライ怖すぎるだろ、画面の前のみんなもタライには気をつけようね


太宰「ねぇねぇ〜Aちゃん起きた〜？」

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