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朝起きて、朝食を済ませてお館様のお屋敷に行く。


刀鍛冶の里に行くための許可をとるため。


立派なお屋敷の門を軽く叩き、誰か人がくるのを待つ。



あまね「雪篠様。お越しくださりありがとうございます。お館様はこちらです。」


『ご案内感謝致します』


あまね様に続いて屋敷の中へ入る。しばらくすると気配が6つある部屋に案内された。


おそらく気配はお館様、ひなき様、にちか様、輝利哉様、かなた様、くいな様だろう。


あまね「雪篠様がお越しです」


とあまね様が襖を開くと、より病気が進行したお館様とお館様を囲うご子息様とご息女様がいた。


耀哉「よく来たね、A」


『お館様も御壮健で何よりでございます。この度は刀が刃こぼれした為に刀鍛冶の里へ行く許可を頂きたく』


耀哉「うん、許可しよう。それとA。君は上弦と戦ってくれたそうだね。天元のことも炭治郎のことも守ってくれたそうだ。近々柱合会議を開くよ。来てくれるかな?」


『勿論で御座います』


耀哉「ありがとう。是非刀鍛冶の里で休暇を取ってね」


『御意』


あまね様と輝利哉様に見送られ、私は屋敷を後にした。



翠恋「許可ハ貰ッタノ?」


『もらった。すぐに行こうか』


翠恋「ワカッタワ!」


勿論、私は隠に頼まずとも刀鍛冶の里にもお館様のお屋敷にも行ける。これは刀鍛冶の里の人にも周知の事実。逆に、私の存在がお館様方産屋敷一族と刀鍛冶の里の人にしか知らされていなかった故ではあるが。


翠恋と木の上を飛び移り、里へ行く。山奥にあるため時間が掛かった。




ーーーーー


鉄珍「おお、久しぶりやなぁAちゃん。どしたんや?」


『お久しぶりでございます鉄珍様。今回は私の存在が柱の方々に知れ渡ったこと、そして新しく刀を打ってもらいたいと思い、里へ参りました』


私は正座し、頭を床につける。


鉄珍「おー!そりゃまー凄いこっちゃなぁ」


私はかりんとうを食べながら鉄珍様と話す。



鉄珍「ほら、刀新しく打つから出してみいや?あっという間に仕上げるわ」


『ありがとうございます。ひと月前に上弦と戦いまして刃こぼれしてしまいまして』


鉄珍「凄いなぁ。そりゃ刃こぼれする訳やぁ。何年も前に打って丁寧に手入れしてもらったんやなぁ」


鉄珍様が刀を受け取り、建物の奥へ入っていく。私は別の刀鍛冶さんに宿へ案内してもらい、宿で翠恋と話したりして時間を潰した。温泉にも入ったし、代わりの刀で剣技もした。


楽しかった。

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三月の専属ストーカーなつめみく - いきてる!!(今更コメ) (10月13日 18時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - みんないきてる?! (6月18日 13時) (レス) @page27 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふぐれ | 作成日時:2023年3月18日 0時

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