鬼殺隊の最強さん。【鬼滅の刃】

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さっきから両手に持ってる鎌から音がしている。彼奴の武器か。


？「殺す気で斬ったけどなあ いいなあお前 いいなあ」


？「女の方は攻撃避けたなぁあ。よく避けたなぁああ」


何だか知らんが避けただけでも凄いらしい。凄すぎじゃん私。もう自分を褒め称えたい。


？「お前いいなぁあ」


？「その顔いいなぁあ」


？「肌もいいなぁシミも痣も傷もねぇんだなあ」


とにかく宇髄さんを褒め称える。どしたの鬼。肉付きとか、身長とか、自分のことも話してさ。なんなの？くそめんどくさいお年頃？


？「女も顔綺麗だなぁあ」


なんか急に褒められたんだけど。どしたん鬼。


？「妬ましいなああ妬ましいなああ

死んでくれねぇかなぁあ」


そう言って自傷行為を始める。やめろよ！！痛いよ！！


？「そりゃあもう苦しい死に方でなぁあ 生きたまま生皮剥がれたり腹をかっ捌かれたりそれからなぁ」


拷問やるなや。痛いよ！！(2回目)


堕姫「お兄ちゃんコイツだけじゃないのよまだいるの！！アタシを灼いた奴らも殺してよ絶対」


後ろで叫ばないでうるさい。という意味を込め、私は堕姫の頸を斬る。勿論最速で。


最速が故、妓夫太郎もまだ気付いていないようだ。気付かせない。気づかせるわけがない。


堕姫「アタシ一生懸命やってるのに 凄く頑張ってたのよ一人で……！！それなのにねぇ皆で邪魔してアタシをいじめたの！！よってたかっていじめたのよォ！！」


こんなに叫んでいるのにまだ頸が取れたことに気付かない。大丈夫？2人とも長く生きてるから感覚鈍っちゃったの？？


？「そうだなあそうだなあ そりゃあ許せねぇなぁ」


シスコン発揮。やばコイツ。


？「俺の可愛い妹が足りねえ頭で一生懸命やってるのをいじめるような奴らは皆殺しだ」


ん？シンプルに堕姫のこと馬鹿って言ってない？大丈夫そうかな。目の前で兄妹喧嘩始まるとか嫌なんだけど。


？「取り立てるぜ俺はなぁ やられた分は必ず取り立てる」


そして武器を構え直したので、警戒する。


？「死ぬときグルグル巡らせろ 俺の名は妓夫太郎だからなああ」


やっと自己紹介してくれたよお兄ちゃん。


そう呑気に考えていると目の前で建物が壊された。


ここはまずい…。普段なら壱の型で始めるんだけど気配的にまだこの建物とか建物周辺に人間がいる…しかも私最近正体明かしたから柱と手合わせとか合同任務なんてしてないし。


とりあえず人間を避難させるか


そう思い、私は宇髄さんに指文字を送った。

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