鬼殺隊の最強さん。【鬼滅の刃】

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4時間ほどして、翠恋が起きてくる。


翠恋は自分よりも私が早く起きていたことで自分が幻覚を見たと思ったらしく寝ようとした。寝られてしまっては困るため、慌てて止める。


確かに、翠恋より早く起きたことは片手の指の数くらいしかないがそんなに吃驚されるとは。心外。


翠恋「ソレニシテモ、私ヨリ早ク起キテルナンテ吃驚シチャッタワ！」


吃驚どころか幻覚って疑って寝ようとしてたけどねあなた。


翠恋が目覚めたところで朝食を翠恋と食べる。


そこからあっという間だった。


正午まで後1時間、となったところで翠恋に声をかける。


『翠恋、もう産屋敷邸に行きたいんだけどいい？』


中庭に咲いている花の匂いを嗅いでいたであろう翠恋に問う。ちなみに咲いているのは睡蓮(スイレン)の花。


あ、翠恋と名前同じだけど違うからね。

翠恋…す↑い↓れ↓ん↓

睡蓮…す↑い↑れ↓ん↓

で発音分けるようにしてるから。

あと睡蓮の花って呼ぶようにしてるから。




翠恋「ワカッタワ！」


そして私は翠恋と一緒に屋敷を出る。


翠恋に肩にしっかり乗るよう伝え、木の上を飛び移っていく。勿論翠恋を振り払わないように気をつけて。


暫くすると立派な屋敷が見えて来た。


まだ誰も来ていない。というか、私柱の人達とそこまで仲良くないし別にいいのだが。


おそらく他の柱は隠の案内が必要だからだと思うが。

柱の人達が来るまで、翠恋と話したり立派なお庭を見たり、空を見たり。


他の柱の人達で1番最初に来たのは蟲柱さん。一瞥してきたので私も一瞥をする。会話はない。

次々と霞柱・蛇柱・恋柱・水柱・炎柱・風柱・音柱・岩柱の順で来る。

皆それぞれ人と話しているが私だけ鴉。なんか悲しくない？まあ翠恋との話も楽しいからいいのだが。


全員来てから10分程。


ひなき・輝利哉「「お館様の御成です」」


その声を合図にお館様がひなき様と輝利哉様のお手を借りてやってくる。私達は一斉に跪く。


ちなみに、私達は

蛇柱/風柱/岩柱/雪柱/蟲柱/霞柱/炎柱/恋柱/音柱/水柱

の順で並んでいる。


今世代の柱合会議に参加するの、っていうかこの人達で柱合会議に参加するのまだまだ少ない方だけどさ、


まじで岩柱と蟲柱の隣ってなんなのさ。


悲鳴嶼行冥さん迫力凄いしさ。怖いんだけど。


耀哉「今日は突然呼び出してすまないね」


『お館様におかれましても御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます。』

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