鬼殺隊の最強さん。【鬼滅の刃】

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『…明日、柱合会議に？』


翠恋「ウン！オ館様カラ柱合会議ニ来イトノ指示！」


『了解…ご苦労様…明日に備えて寝ようか。』


翠恋「ソウネ！A！オヤスミナサイ！」


『……おやすみ。』


私は柱の中でも極めて例外的だと思う。

私が潜入、つまり長期任務に優れているということもあり、柱合会議に出席出来ない可能性が高いから。


他の柱の人が不快に思わないため、私はお館様に私の存在を隠してほしいと頼み込んだ。
お館様は快く了承してくださった。

現在の柱の中では誰も私の表舞台時代は知らない。まあ、知られて困ることは何もないのだけれど。




『………ん』


翠恋「A！オハヨウ！柱合会議ガ始マルマデ2時間ヨ！」


『翠恋、おはよう。2時間…準備が出来たらすぐにお館様のお屋敷に行こうか。』


翠恋「ワカッタワ！」


そう言って私は隊服の上に羽織を着て、朝食を済ます。


『翠恋、行こうか。』


翠恋「ウン！」




こういう件でも私は極めて例外的だと思う。

お館様、及び産屋敷一族に忠誠を誓った私は光栄なことにお館様からも信頼をもらっている。


私は隠がいなくても産屋敷邸に行ける。

存在が露呈しないように。特に産屋敷邸に行くには多くの隠に姿をさらけ出してしまうから。折角ここまで姿を隠してきたのに産屋敷邸へ赴く時に存在を知られてしまっては全て水の泡。


ーーーーー


『翠恋、まだ柱は集まっていないよね？』


翠恋「大丈夫！誰モ来テナイワ！」


翠恋はお屋敷の庭へ行った。


私はそっとお館様のお屋敷の門を叩いた。

相変わらず、立派なお屋敷だ。


『失礼します、雪柱の雪篠Aです。産屋敷耀哉様の命により、ご訪問させていただきました』


暫くすると、お館様のご子息様、ご息女様である耀利哉様、かなた様、くいな様がこちらへやってきた。



輝利哉「雪篠様、ようこそおいでくださいました。」


かなた「父上、お館様はこちらです。」


くいな「こちらへお願いします。」


私はご子息様の輝利哉様、ご息女様のかなた様、くいな様に案内されてお屋敷の中へと足を踏み入れた。

暫くすると、ある部屋に案内された。

おそらく中にいるのはお館様、お館様の奥方であるあまね様、そしてお館様のご息女の中では上にあたるひなき様とにちか様だろう。


くいな「お館様はこちらです」


『ご案内誠にありがとうございました。』




ーーーーー




『失礼致します、お館様』


耀哉「Aかい？よく来たね」

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