【パロ詰め】Border【WT】

不思議の国の彼等。 ページ14

不思議の国の彼等との世界線。
貴女は不思議の国のアリス。白うさぎを追って落ちてしまった穴の奥で、出会った個性ある彼らとのお話を...
---------------------------------------------


Nkm→ハートのクイーン
「俺が今日のおやつに取っておいたケーキ食べたの誰！？まさかアリス？そんなわけないよね？俺アリスの首だけは撥ねたくないんだけど...ってか食ったの絶対ぶるーくだろ！許さんマジで」

一時はわけのわからない裁判にかけられた貴女でしたが、どうやら彼はそれ以上に貴女(アリス)という存在が気に入ってしまったようで、それからずっと貴女は彼と一緒に三時のお茶会を過ごす日々を送っています。一体全体どこで物語は捻じ曲がったのでしょうか？それはともかく、甘いものが大好きな彼は自分のおやつが悪戯好きなチェシャ猫のお腹に入ったことが許せないようです。今日もお城では彼とチェシャ猫が追いかけっこ。
でも気を付けて、その日常から逃げ出そうとした瞬間、きっと貴女の首は...

「いつもずっと思ってた、おやつより美味しそうだなって。君(アリス)が逃げるのが悪いんだから、俺は間違ったことなんてしてない、そうだろ白うさぎ？」



Br→チェシャ猫
「どの道にいっていいか分からないならさ〜っ、どこかにたどり着くまで進めばいいんだよぉ〜。それまで僕もい〜っぱい、アリスに付き合ってあげる〜、ふふふ」

森の中で彷徨ってしまった貴女が出会ったその縞模様の猫は、自身をチェシャ猫と名乗りました。道を教えてほしいと頼んだ時こそ、気怠そうにしますが、貴女と話している間にその気まぐれ加減にスイッチが入ったようで、何故か肩や頬に触れながら道を教えてくれます。教えた道を貴女が分からずに困惑している姿にもうっとりと見惚れ、貴女に付き合ってあげる...と、結局森から出るまで一緒に居たのでした。
何故かその気持ちは貴女がハートのクイーンの城に住むようになってからも変わらないようで、度々貴女に会いに来るために城に忍び込んでは、クイーンに怒られ追いかけまわされているようですが。
しかしおかしいですね、もし彼が本当に貴女を助ける気があったのなら、城になんて行かせないような...

「君(アリス)をこの世界から返しちゃうなんてもったいないよ、ずっと夢だけ見ていればいいじゃん。現実に嫌なことなんて忘れて、僕と一緒に遊べばいい」

---------------------------------------------
→続き

〃→←✧青い鳥を

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す