検索窓
今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:34,602 hit

page 45 ページ24

臣side

「…結婚か〜…いつかできたら…」

「えっ!?!?」

まって、亜美今なんて言った!?!?

「結婚!?」

亜美の発した一言に驚いた俺は思わず、彼女のそばに叫びながら駆け寄った

「お、臣先輩!?どうしたんですか!?!?」

「あっ、ごめん(汗)」

「いや、なんでもねぇ」

「わたし何か変なこと言ってました?」

「けっ、…やっぱりなんでもねぇ、(汗)」

なんとかごまかせたかな?汗

「あははー!笑笑 やっぱり臣先輩のままだ!
いつも、かっこいいのに、そういう時だけ、取り乱して慌てちゃうんですよね笑笑」

そう笑った彼女の顔は本当に綺麗で、

さっき見た笑顔よりも、さらに心から笑ってるんだなって思える笑顔だった

「臣先輩?わたしの顔何か付いてますか?」

「へっ?あっ!ううん、なんでもない!」

やっべ、見惚れてたなんて言えねぇー(汗)

「あははー!笑笑 変な臣先輩〜!笑」

やっぱり、亜美はあの頃のままだ

中学の頃はまだガキだったから、

気づいていなかったけど、俺はこいつの笑顔、クシャって、笑う顔が

好きだ…。

だから、無意識の間に、亜美の笑った顔を見ると、それだけで、

こっちも笑顔になれていた

「亜美?」

「どうかしましたか?臣先輩?」

「あ、あのさ、もし、俺でよかったら、悩んだ時とか、苦しい時、
そばにいさせてくんね?頼って?」

「えっ?」

「あっ!ごめん!俺何言ってるんだろ…」

「そういう優しいとこも先輩ずーっとあの時のままです!
ありがとうございます!お父さんのことで心配してくれたんですよね?」

「う、うん!そう!」

「ふふっ、じゃあ今度から相談します!」

「うん、笑笑」

「臣先輩も、言ってくださいね?」

「お、おう!ありがと!」

「はい!」

岩「亜美ちゃーん!飲もうよー!」

亜美「あっ!剛典くんだ!うん!飲もっ!」

うん?剛典くん?おれまだ臣先輩のままなのに!

岩ちゃんめ!

「亜美!あ、あのさ、連絡先、知らねえんだけど」

「あっ!そうでしたね!笑笑
これじゃあ相談もできないですよね!笑笑」

page 46→←page 44



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
87人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:登坂 蜜柑 | 作成日時:2017年6月29日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。