03 / 決闘 ページ16
◆
『あっバラム先生』
「A先生」
理事長室から出ると、ばったりバラム先生と遭遇した。
挨拶がてらに手を振ると、彼は軽い会釈で返してくる。バラム先生はいつも俺に妙に堅い。
学生時代を意識してのことだろうか?俺は、バラム先生とカルエゴ先生より2つほど歳上だった。
今は同じバビルス教師なんだから、そこまで堅くならなくてもいいんだけどな…。
「理事長と何話してたんですか?」
『う〜ん内緒。ちょっと次の会議のことでね〜』
「またサボるんですか?」
『流石に7回連続欠勤はしないよー』
程よくはぐらかしながら、俺とバラム先生は廊下を歩く。この方面だとバラム先生は準備室に用があるのだろうか?ほんと好きだなこの
『そーいえば今年の入学式凄かったなぁ。バラム先生も見た?いや、見たか』
「そりゃ教師席に座ってましたからね…理事長のお孫さんの…いるまくん?まさか禁忌呪文を唱えるとは」
『な!最高すぎてスタンディングオベーションものだったわ』
でも…とバラム先生は言葉を途切れされる。
「首席のアスモデウスくん。突然代表挨拶の座を奪われて気に病んでなければ良いですけど__」
「中庭で首席と特待生が殺し合いだってよ!」
「面白そう!どっちが死ぬかな!?」
『……』
「……」
まさに漫画みたいなタイミングだった。俺たちの後ろを、2人の男子生徒がワイワイと楽しそうに駆けていく。
廊下は走るな、とかそんな悠長なことを言っている暇は無い。
さあっと、自分でも血の気が引いていくのが分かった。
『……バラム先生』
「…はい」
『ちょっと俺止めてくるわ!!!』
俺がノータイムで
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ごぼろん(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです!!主人公の性格好きすぎるっ(笑) (4月20日 19時) (レス) id: 8df60f87e3 (このIDを非表示/違反報告)
進撃のBAKA - ふぁあああ超よかったです、、、。 (3月4日 22時) (レス) @page29 id: c9bdcb4418 (このIDを非表示/違反報告)
白亜紀(プロフ) - 抹茶ねこ。さん» 抹茶ねこ。さんこんにちは!薬学いいですね!!貴重なご意見ありがとうございます〜! (9月29日 19時) (レス) id: 307c896a12 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ねこ。 - こんにちは!非ログですが楽しく読んでます⸜(*ˊᗜˋ*)⸝ 担当教科、薬学とかどーでしょ!?(*´ ꒳ `*) (9月29日 17時) (レス) @page13 id: ab71a77d12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白亜紀 | 作成日時:2023年9月27日 16時