先輩に愛されすぎている後輩ちゃん (ページ7)

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「超高速早着替え！」

早く着替え終わったので、晴の方を見向いてキメ顔。

晴『はいはいすごいねー』

「ふははははは〜」

晴からはめっちゃ棒読みだったけど、分かりやすく笑っておく。

晴『僕も意外とはやいでしょ？』

「意外と早い……」

こんなことしてる間にもう時間は迫って来ていた。

晴『袖に行くわよーぉ！』

「キャラ不安定かw」

突然ボケてくるのやめてほしいっすわ。w
ボケ担当晴さん。

「え、今日なんのネタ？」

待って、なんかド忘れした。

晴『大丈夫？w今日これ』

「せや、ありがとー」

私、こう見えて記憶力いいんでね。

多分1時間前に言われても出来る。

「待って、もう私出番っすか！？」

前にやっていたコンビはもう終わりそう…

晴『やっぱ緊張する？』

「いやー、緊張してるけど…ちょっとはリラックスしないと仕事やっていけないでしょ」

結構良いこと言ったんじゃない？w

晴『それ名言やなw』

「せやろ！？w天才やー！」

こんな感じのノリで晴と話してるのが楽しいんだよね。

〜♪
私達の出囃子が流れ始める。

「おっし、」

私は晴の背中を押して、舞台に出る。

「どうもー！ホットプレートですお願いします！」

晴『名前だけでも覚えて帰ってください〜』

「突然だけど思うことがあってーー」

「もうええわ！どうもありがとうございましたー！」

まだ一回あるけど、終わった後の達成感っていうのが楽しい。

スベったらめちゃくちゃ落ち込むけどね笑

最近は結構いい感じに来てる

「あ！」

エンペラーさん発見！

走って駆け寄る。

「こんにちは！」

にしやま『どしたの？』

「見つけたので来ただけです」

分かりやすい様に笑ってみる

「安井さん、服買ってきてあげましょうか？」

安井『どういう意味やw』

そのまんまの意味ですけど、と微笑む

(晴ちゃんの僕っ子忘れかけてました…w)