＊ぶらぶら街散歩 ページ27
そして、次は…。
蘭丸さんとレンさんと…真斗さんの撮影。
私とカメラマンさん含め、皆さん車から降りて、落ち着いた雰囲気を纏う街を歩く。
私もわぁと見惚れながら歩いていたら…。
「天候にも恵まれ、かっこうの散歩日和だな。」
「車を降りて、自分の足で歩くのもいいものだね。」
と、真斗さんとレンさんがそう言った途端、気付いた。
…撮影もう始まっていたのね。
はしゃぎすぎた…と思う私と裏腹に…出演者の…。
「………。」
蘭丸さんは黙りしている。
…ん？撮影はもう始まって…るのよね…？
ファンの子の為にも少しは喋ってあげて…！
それには後輩のレンさんと真斗さんも思ってたらしく…。
「…蘭ちゃん…。」
「黒崎さん…、なにかコメントを…。」
「………。」
真斗さんがそう言っても黙りなのは流石蘭丸さん。
クールすぎる…。
「…この企画、無理があったかもしれないね。」
「いや、何事も為せば成るものだ。」
その時…。
何かがふわっと彼らの鼻をくすぐった。
「なんだ、このえも言わえぬ香りは…。」
「ウスターソースの香りだね。」
少し先を行くと、そこにあったのはたこ焼き屋さん。
それが香りの正体だった。
凄いびっくりしてる時点で、レンさんと真斗さんはたこ焼き食べたことないんだ…と思った。
これには蘭丸さんもびっくりしてたこ焼きについて語っていた。
ちょっと面白かったのは秘密。
そして、彼らの初体験。
たこ焼きを食べながら街を歩いていく。
見てて笑ってしまいそうになるほど、衝撃を受けているレンさんと真斗さん。
「ヤケドしそうに熱い生地の風味を引き立てるソース…！たこ焼きという名に反してごくわずかしか入っていないタコとのスリリングな出会い…！」
と、まだ驚きつつそう分析するレンさん。
たこ焼きさんの説明、合ってるはずなのに別物に感じてしまったのはなんでかなぁ。
でも、何もかもが計算しつくされていた素晴らしい一品だったみたい。
その後また街を歩いていくとストリートミュージシャンに出会った。
それを見た蘭丸さんは…。
「俺は何時だって心のままに動く。」
ミュージシャンの目の前まで、歩み、また彼らからギターを借りてセッションを始めた。
彼らしい旋律が辺りを舞い踊る。
凄くかっこよくて、見惚れてしまうほど。
人が集まるのを見て、最初は無理な企画だったかも、と心配してた二人も蘭丸さんに感心していた。
そして、こちらの撮影も無事に幕を閉じた。
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美月(プロフ) - ななさん» 更新遅くて申し訳ございません。また遅くなるとは思いますが、少しずつ書いて行けるよう頑張りますね！ (2019年11月3日 23時) (
レス) id: 443b9016fd (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - おかえりなさい！！ずっと待ってました(o^^o)♪ (2019年11月3日 22時) (レス) id: 6eb8d9b0b7 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 紫炎さん» あ、本当ですか！？では、今までの表記★消しておきます、ありがとうございます！！ (2019年8月30日 11時) (レス) id: 443b9016fd (このIDを非表示/違反報告)
紫炎(プロフ) - いつも楽しく読ませていただてます！ ただ表記がどうしても気になってしまいまして…。カルナイは曲名には★が入りますが、グループ名は★が入らないQUARTET NIGHTです…！ すみません、好きなのでどうしても気になってしまって…;;;; (2019年8月30日 3時) (レス) id: 58929fc629 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - ななさん» ななさん！コメントありがとうございます！凄く励みになってます。これからもよろしくお願いします！ (2019年8月24日 19時) (レス) id: 443b9016fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2019年7月19日 14時
