五奇人ともう1つの物語 (ページ17)

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騎士の人ページ17

楓奏目線

それから、僕は薫先輩や凛月お兄ちゃんやスバルくんに助けられながら何とか生活していた。

僕はスバルくんと他2人とSophiaというユニットを組み、活動していた。

学院のシステムが変わってドリフェスが始まると、僕達はそれに出て、まずまずの結果を残した。

そんな中、学院中で応援する人を決めることになったらしい。というのも、僕はそこまで学院のことに興味がなくて、スバルくんやほかの人たちから聞いたことしか知らないのだ。

今、生徒会の人達はその応援する人を選んでいるらしい。
僕には関係の無い事だと思っていた。

そんな時に廊下を歩いていると、曲がり角で人とぶつかってしまった。

楓奏「ごっ、ごめんなさい。」

僕が謝ると、その人は怒るわけでもなく、僕をじーっと見つめていた。

泉「あんた、1年の...。」

こんな上級生の人にも知られているのか...。いたたまれなくなって逃げようとしたが、ガシッと手を掴まれてしまった。

泉「あんた可愛いじゃん。ぶつかったこと怒ってないし大丈夫だよぉ。」

何か友好的(？)な人のようだ。

泉「あんたが1年の天才児くんだね。俺は瀬名泉。お兄ちゃんって呼んでいいよォ。」

楓奏「泉お兄ちゃん？」

泉「ん゛ん゛ん゛。マジ可愛い。」

僕は一人っ子だから兄弟の居る人が羨ましかった。だから嬉しくなって泉お兄ちゃんに抱きついていてみたら、何か悶えているようだった。悪いことをしてしまったのだろうか？

泉「もう絶対護ってあげるから。楓奏。」

護ってくれる人が増えたようだ...。

...to be continued