大切な場所 ページ8
−−−−−
それから
ドンヘさんと
私は
彼の生まれた場所とか
小学校とか
いろいろな場所を
回って
楽しい時を過ごした。
DongHae「そろそろ日も暮れそうだし、
最後に行きたい場所があるんだけど...
いいかな？」
「もちろん！」
彼について
小高い丘を登ると
そこには
たくさんのお花が供えられた
お墓があって...
DongHae「久しぶり、父さん...
俺のいちばん大切な彼女を、連れてきたよ...」
そう言って
彼が私の手を
ギュッと
握った。
「ここって...？」
DongHae「俺の父さんのお墓だよ。
大好きだったけど、俺がSJになってすぐ病気にかかって
亡くなったんだ...」
数年前
たしか
ヒョクが
親友のお父様の
葬儀があると
喪服を着て
出かけていくのを
見たことがあるけど...
ドンヘさんの
お父さんだったんだね
気付けば
ドンヘさんの目から
涙がこぼれている...
「ドンヘさん？
大丈夫？」
私は
急いで
彼の
頬の涙を拭おうとしたけど...
次から次へと
こぼれ落ちる
涙を
止めることは
できない。
DongHae「ゴメン。
俺、普段はこんなんじゃないんだけど...」
そう言って
俯いた
ドンヘさんが
とても
寂しそうで
辛そうで
私は
無意識のうちに
彼を
抱きしめていた。
「ドンヘさんには私がいるよ...
だからもう
泣かないで！」
いつも
私を
励まし続けてくれた
彼を
これからは
私が
支えてあげたいって
そう
思ったんだ。
DongHae「A、
俺と付き合ってくれて、本当にありがとう...
愛してるよ...」
こうして
私たちは
彼の
お父さんの眠る
お墓の前で
キスをした。
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mhr-sj(プロフ) - ヤバいです。泣きそうでした。意外とヒョク系には、触れないですが、今回のchiiさんの作品は、絶好調でした！ (2013年7月6日 22時) (
レス) id: 5720038f79 (このIDを非表示/違反報告)
YUNA - 本当に大好きな小説になりました！これからも頑張ってください(*^^*) (2012年9月3日 1時) (携帯から) (レス) id: e3098e2ec4 (このIDを非表示/違反報告)
eunhyuk0404(プロフ) - 感動しました！涙でた！ (2012年8月24日 3時) (レス) id: 73699540ad (このIDを非表示/違反報告)
masimaro - とてもいいお話ありがとうございました＾＾感動しました!!これからも応援してます。 (2012年8月20日 9時) (レス) id: b5eaa73f85 (このIDを非表示/違反報告)
MINMI - 感動しました。最高の作品です！次回作もﾌｧｲﾃｨﾝ!! (2012年8月16日 8時) (レス) id: 4a1c8cd9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chii | 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/allrisesilver04
作成日時：2012年8月10日 0時
