永遠（EunHyuk) ページ6
A「私...ヒョクのこと
何があっても信じる...味方でいるって言ってたのに...
意気地なしで...ゴメンなさい...」
なんで
お前が謝るんだよ、A...
そんな顔
もう
俺に
見せないで...
「顔上げてよ、A...
俺、もうこんな風にAを泣かせたくないよ...
だから
涙拭いて...
俺は笑顔のお前が好きだったんだから...」
好きだった...
敢えて
俺は
過去形を
使った。
「ヒョク...私ね...
もうヒョクに迷惑かけたくないから
この部屋を出て行くことに決めました...
本当に
今まで...ありがとう...
私のために
せっかく用意してくれたのに
本当にゴメンなさい...」
そっか...
そうだったんだ...
俺との
思い出がいっぱいの
この部屋にいたら
一歩も前に
進めないもんな...
Aは
真面目な奴だから
これは
お前なりの
ケジメってやつ
なんだろ？
「俺は迷惑なんて思ったこと一度もないし...
これからもここにいてくれたって
構わないって思ってるよ...
でも...
お前がここを出たいっていうなら
俺は止めちゃイケないんだよな...
ちゃんと、背中押してあげなきゃ
ダメなんだよな...？」
A「ヒョク...
本当にゴメン...」
「A！
お前さっきから俺に謝りすぎ！」
A「だって...
私が我儘言ってるんだもん...
なのにヒョク、怒んないんだもん...」
怒るわけ
ないだろ？
お前が
決めたことなら
俺は
全部
受け入れてあげようって
思ってるよ...
「A...
最後に...ひとつだけ俺のお願い聞いてくれる？」
A「何...？」
「目、閉じて...」
俺は
最後に
Aの唇に
キスをした。
A「ヒョク...？？」
「今まで、26年間
本当にありがとう。
俺のこと支えてくれて、ありがとう...
これからは
別々の人生になっちゃうけど...
でも
俺...
Aに出逢えて
本当に幸せだったよ...
Aは
これからも
ずっとずっと
俺の妹だから...」
これで
本当に
お別れなんだな...
俺は
この日の
Aを
永遠に
自分の中の
記憶に
残しておきたいって
そう
思った。
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mhr-sj(プロフ) - ヤバいです。泣きそうでした。意外とヒョク系には、触れないですが、今回のchiiさんの作品は、絶好調でした！ (2013年7月6日 22時) (
レス) id: 5720038f79 (このIDを非表示/違反報告)
YUNA - 本当に大好きな小説になりました！これからも頑張ってください(*^^*) (2012年9月3日 1時) (携帯から) (レス) id: e3098e2ec4 (このIDを非表示/違反報告)
eunhyuk0404(プロフ) - 感動しました！涙でた！ (2012年8月24日 3時) (レス) id: 73699540ad (このIDを非表示/違反報告)
masimaro - とてもいいお話ありがとうございました＾＾感動しました!!これからも応援してます。 (2012年8月20日 9時) (レス) id: b5eaa73f85 (このIDを非表示/違反報告)
MINMI - 感動しました。最高の作品です！次回作もﾌｧｲﾃｨﾝ!! (2012年8月16日 8時) (レス) id: 4a1c8cd9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chii | 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/allrisesilver04
作成日時：2012年8月10日 0時
