笑顔(EunHyuk) ページ5
突然の
Aからの
着信に
俺は
驚き
戸惑った。
あれからずっと
Aとは
連絡を取ってなかったし
実家にも
行ってない。
今頃
Aから
電話なんて
なんだろう...?
いろいろな
想いを
巡らせながら
電話を取った。
−−−−
久々に聞く
Aの声は
昔のまま
温かくて...
このまま
ずっと
こうやって
話していたいって
思ってしまう。
会って話がしたいと言われた俺は
Aのお願い通り
家に
向かった。
一体これから
Aは
俺に
何を話すのか?
皆目
検討もつかないけど...
きっと
何か
大事な事を
俺に伝えたいんだろうと
直感的に思った。
−−−−−
ピンポーン
A「...ヒョク?」
「うん...俺...」
A「今、開けるね...」
ドアを開けると
そこには
懐かしい
Aの笑顔があった。
もう
二度と
その笑顔を
俺に向けてくれることはないのかな...って
思っていたから
こんな
些細なことが
嬉しくて
たまらない。
A「ゴメンね...ヒョク。忙しいのに」
「いいや、大丈夫だよ...
話って何?」
部屋のドアを開けると
無数の
ダンボールが
俺の目に
飛び込んできた。
えっ?
A、
どこかへ
引っ越すの???
A「荷物詰めちゃったから、
お茶も出してあげられなくてゴメンね...
ソファはそのままだから、そこに座ってくれる?」
「う...うん...」
Aは
これから一体
何を話すというんだろう...
A「ヒョク...あのね...
...
私、ドンヘさんと付き合うことになりました」
Aの口から
「ドンヘ」という名前を
聞いた途端に
俺は
体中の
力が
抜けていくのを
感じた。
「あ...あぁ。ドンヘから聞いたよ。
A、良かったな...」
本当に
心の底から
これで
良かったなんて
思えないけど...
ちゃんと
話してくれたAに対して
俺は
精一杯の
言葉を
返した。
次の瞬間...
A「ちゃんと会見まで開いてくれたのに...
ヒョクの気持ちを受け止められなくて...
本当にゴメンなさい...」
そう言って
Aが俯いて
涙声に
なった
「何言ってんの?
不安にさせたのは俺の方だし、
お前は全然悪くない!
悪いのは、全部俺だから...」
そう、
悪いのは
全て
この俺なんだ。
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mhr-sj(プロフ) - ヤバいです。泣きそうでした。意外とヒョク系には、触れないですが、今回のchiiさんの作品は、絶好調でした! (2013年7月6日 22時) (レス) id: 5720038f79 (このIDを非表示/違反報告)
YUNA - 本当に大好きな小説になりました!これからも頑張ってください(*^^*) (2012年9月3日 1時) (携帯から) (レス) id: e3098e2ec4 (このIDを非表示/違反報告)
eunhyuk0404(プロフ) - 感動しました!涙でた! (2012年8月24日 3時) (レス) id: 73699540ad (このIDを非表示/違反報告)
masimaro - とてもいいお話ありがとうございました^^感動しました!!これからも応援してます。 (2012年8月20日 9時) (レス) id: b5eaa73f85 (このIDを非表示/違反報告)
MINMI - 感動しました。最高の作品です!次回作もファイティン!! (2012年8月16日 8時) (レス) id: 4a1c8cd9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Chii | 作者ホームページ:http://blog.goo.ne.jp/allrisesilver04
作成日時:2012年8月10日 0時