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大嫌い ページ33

ほんの
一瞬の

触れるだけの

キスが


私には

とても
長い時間に
感じられる。


そして


「ヒョク...」


名前を呼んだ

私の
言葉を遮るかのように


ヒョクは

再び
唇を
重ねて...

目を閉じた。


ヒョクの
涙が

私の
頬に
伝ってきて


切ない...


でも


私が
ここに
戻って来たのは


ドンヘさんとの
約束があったからで


「待ってる」と
言ってくれた
彼を


こんな風に


裏切るのは


やっぱり

絶対
ダメだから...


私は精一杯の力で

ヒョクの腕を
すり抜けると


そのまま
自分の部屋に
入って


ドアの
鍵を閉めた。


EunHyuk「A!
ドア開けて...
A!!!」


玄関の
ドアスコープから

ドアを一生懸命
叩く
ヒョクの
姿が
見える...


ヒョク
ごめん...


これ以上
ヒョクといたら





また


あなたを
好きな気持ちが
溢れ出して


止められなくなる...


EunHyuk「A!

ゴメン...突然こんなこと言い出して...
でも俺...お前のことが...」


「ヒョク...
ゴメン...
やっぱり私...

ヒョクとは一緒にいられない...」


ドア越しに
聞こえる

ヒョクの声が


だんだん
涙声になって...


ヒョク
お願い...


お願いだから

もう

こんなこと

しないで...


EunHyuk「もう俺のところには戻ってきてくれないの?
Aはドンヘを愛してるの...?」


私は

そのまま
ドアの前で

力尽きて


ヒョクが

いなくなるまでの間
ずっとずっと
泣き続けた...


両親のことも

ヒョクのことも

こんなに悲しませている自分が
大嫌い...


大切な人たちを

泣かせてしまう自分が
大嫌い...


本当の
気持ちが
わからない


自分自身が
大嫌いだ...

決意→←優しいキス



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mhr-sj(プロフ) - ヤバいです。泣きそうでした。意外とヒョク系には、触れないですが、今回のchiiさんの作品は、絶好調でした! (2013年7月6日 22時) (レス) id: 5720038f79 (このIDを非表示/違反報告)
YUNA - 本当に大好きな小説になりました!これからも頑張ってください(*^^*) (2012年9月3日 1時) (携帯から) (レス) id: e3098e2ec4 (このIDを非表示/違反報告)
eunhyuk0404(プロフ) - 感動しました!涙でた! (2012年8月24日 3時) (レス) id: 73699540ad (このIDを非表示/違反報告)
masimaro - とてもいいお話ありがとうございました^^感動しました!!これからも応援してます。 (2012年8月20日 9時) (レス) id: b5eaa73f85 (このIDを非表示/違反報告)
MINMI - 感動しました。最高の作品です!次回作もファイティン!! (2012年8月16日 8時) (レス) id: 4a1c8cd9b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Chii | 作者ホームページ:http://blog.goo.ne.jp/allrisesilver04  
作成日時:2012年8月10日 0時

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