＊ ページ3
SIDE＿Yamada
…これ以上ないぐらい、不思議な感覚。
何故かあの人が怖くてしょうがなかった。不安でたまらなかった。
なのに、どうしてだろう。
光くんの、淡く輝く"黄色い"瞳を見た途端、その不安が一気に引いていった。
今となっては、何を怖がっていたのかすら分からない。
…まぁいっか。入ろう。
「太陽の国の国王陛下…山田涼介、だっけ？」
ym「あぁ、うん。貴方は？」
yb「俺はね、薮。薮宏太。」
ym「薮くんね。分かった。」
…なんでこんなにスムーズに話せるんだろう。
ちゃんと説明はできないし、証拠もないけど、この人は信頼できるって思える。
…記憶の何処かで、薮くんに助けてもらった気がするから、なのかな？
cn「…宏太は、なんでそんなに怖い顔で涼介のこと見てるのさ。」
yb「…涼介、今混乱してるでしょ。」
ym「え？まぁ、うん…」
yb「俺も混乱してる。」
…え？
なんで薮くんまで混乱するの…もう意味分かんねぇな。
とりあえず、バーに来たんだし何か飲むか。
そう思い、薮くんに声をかけようとしたら、透き通るカクテルが入ったグラスが握らされた。
…これ、なんだ。
「俺なら、きっと助けられるよ。
2人のこと。」
美しい黄緑の瞳が、淡く、美しく輝く。
「Möchtest du mit mir reden?」
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柑橘類。(プロフ) - 茶巳さん» 読んでくださりありがとうございます…！更新サボってすいませんでした…(土下座)読み返してあげてください…でもミスはそっとしといてあげてください…← (2020年7月21日 0時) (
レス) id: 9e47427641 (このIDを非表示/違反報告)
茶巳(プロフ) - 初めまして！毎日更新してないかなーって見にくるぐらいこの作品が好きでした。まさか最後に記憶をなくすとは、、、とても読み応えがあり面白かったです！素敵な作品をありがとうございました！何度も読み返そうと思います(^○^) (2020年7月20日 23時) (レス) id: 560570cdba (このIDを非表示/違反報告)
柑橘類。(プロフ) - rengeさん» 読んでくださりありがとうございます！皆幸せになれるように頑張ったつもり…です！← (2020年7月20日 20時) (レス) id: 9e47427641 (このIDを非表示/違反報告)
renge(プロフ) - 予想外の展開に驚きました。話の構成がすごいですね！みんな幸せになってほしい。素敵なお話をありがとうございます！ (2020年7月20日 19時) (レス) id: 8b7957125a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柑橘類。 | 作成日時：2020年5月22日 18時
