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「・・・、昔高校の同級生で、高校の卒業式前日、俺の友達に告白したんだよ、そしたら、俺と瑞季の共通の友達がからかいに行くってきかなかったんだ、1人でからかいに行って爆笑しながら俺達の方にそいつは笑顔で『瑞季の奴、男に告ってやがったからからかってやったら振られてやんのウケるわ』ってそんなことやめろって止めたら『お前も男好きなの？キモすぎだろ』って、俺は怖くて、自分を守ってしまった、そしたら俺は瑞季に避けられるようになった」
いっせいにその場が沈黙した。
そんな時＜瑞々しい柚子湯さーん、出番5分前でーす＞
合図が来てしまった。
急いで漫才の衣装に着替える、勇季と柚季。
瑞季が急ぎ足でやって来て、すぐさま、準備する。
「よし、行くよ？」「はぁ、ほんっと遅すぎ」「悪ぃな、珈琲買うのに少し遠回りしてたんよ」
そういい、さっきまでの空気を払拭した。
ただ、やはり、石橋の目を見れない瑞季だった。
「はいどーも、瑞々しい柚子湯の長男、勇季でっす！」
「・・・ども、次男の瑞季っす」
「ヒャッハー、みんな元気ー？柚季だよー？」
「テンション高、だるいわ、この2人が相方で疲れたワイ氏活力はやはり声優様ですなむなむ」
「あー、確か、瑞季の推し？ってクリス・ヒャドルって人の吹き替えの人？」
「は？それワイじゃないし、お前兄貴だろ？わかんだろ？」
「んー、あ！分かった！スライム役の人ね！」
「あのさ、お願いだから名前で言おうよ、役名じゃなくて」
「はいはーい！俺知ってるよ！クリス・ヒャドルはローマ政権の略奪って吹き替えの映画に出てたよね！」
「うん、ごめん、話聞いて？お願いだから、これ以上話を広げたらさ」
「あ、それ俺も見た！」
「ほーら、食いついたよこのバカの話を広げるとややこいからやめて、柚季」
「スライム役の人、ロバート・シェパードじゃないっけ？」
「は？いやいや、海外の人を日本の人が起用はなかなか」
「あ、ドイツのアニメだっけ？」
「え、なんで知ってるの？」
「「いや、常識でしょ！」」
「え？常識、じゃないよね！？流石にドイツは行き過ぎな気が、」
「「あー、でも瑞季はこのアニメも吹き替え映画も知らんよね、」だって、2人で見に行ってアニメも2人の自宅で見たんやから」
「いや、どうでもいい情報！もーやめてくれ、恥ずかしくてやってられるか！」
「「「どうもありがとうございました」じゃね！」バーイバーイ」
続く
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作者名：黒衣坂亞梨栖 | 作成日時：2022年6月24日 3時
