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1,朝練 ページ2

「おはようございます。」


朝、二軍三軍では一番に、
スタメンたちの中でも早い時間帯にいつも俺は来る。
でも、鍵を取りに行くのは面倒くさいため、行く時間は必ず
及川さんと岩泉さんが来ている時間帯にしている。


「あ、おはよう。たかちゃん」
「おはよう、高槻。」

そう、二人から挨拶が聞こえる。
聞こえた限り、他の声は聞こえないため、
二人だけ最初に来ている、ということだと解釈した。

あと、俺の部活内でのあだ名は「たかちゃん」だ。
俺の名字の「高槻」から来ているらしい。


まあ、そんなことはさておき。
俺は、荷物を置いた後、すぐに及川さんと岩泉さんの手伝いをする。
俺はこう見えても、二軍の二年生の中で、一番礼儀がいいらしい。
自分にそんな自覚は全然ないが。


「たかちゃん、そっちのコートつくってもらえる?」

及川さんが俺にそう指示をする。
丁度、そろそろ行こうとしていたところだったから、
「わかりました。」とだけ言い、走ってコートの方に向かった。



俺や先輩がせっせと働いていると、段々、みんなが来てくる。
花巻先輩、松川先輩、渡、矢巾。
他にも、続々と来ている。
まあ、あのマネさん二人とも、来ていないけど。


「及川さん。榊と三宅はどうしましたか?」
いつも無断欠席の二人。
確認だけはしている。いつにさせるか、ということだけれど。

「二人とも、今日は体調不良で休みらしいよ。」

体調不良か。
お大事に、と言いたいところだけど。
あの二人は体調不良での無断欠席が多いため、
俺は「またか...」と思いながら、
ありがとうございます、とだけ言い、作業に戻る。


「(そういえば、今日は仮入部開始日だな。)」

そう。今日は一年生の仮入部の開始日だ。
強豪校なだけあって、体験者も入部者も多い。
だが体験の多くは、宮城内の強豪校、北川第一から来るやつが多い。

個人的には、初心者の子を教えたいな、と思いつつも。
いまは朝練中のため、意識を練習の方へ向けた。

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設定タグ:ハイキュー , 青葉城西 , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:青蘭味の何か@歌詞タグ撲滅委員会@ノーアル団 | 作成日時:2018年4月26日 23時

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