真夜中のオカルト公務員−短編集−

誘拐（？）2＊オールキャラ ページ27

【19:00 新宿区役所】


新「おはようございます」


セオ「おはよー」


榊「おはよう」


新「…？あれ、Aは…」


榊「体調不良だと」


セオ「珍しいよなー」


【翌日】


新「あれ、今日もA休みですか？」


榊「連絡がないんだ」


仙田「僕のほうにも無いんだよね」


セオ「俺もー」


新「俺も無いです」


セオ「後で家行ってみるか」


榊「下手すると具合悪すぎて何も出来てない可能性あるしな」


【7:00 A宅】


セオ「Aー大丈夫かー」


榊「A？」


新「人の気配無くないですか…？」


セオ「ダメだ、何処にもいねえ！」


新｢あれ？これって…｣


榊「どうし…！？」


セオ｢あ？どうし…これ…！｣


新「やっぱそうですよね…」


そこには、件のアナザー案件の痕跡と、Aのスマホがあった。


榊「？スマホのロックがかかってない」


セオ「普段かけてるよな？」


新「…見てみます？」


【榊さん達へ。ボクは体調不良じゃありません。ここ最近の誘拐事件はアナザーです。人為的なものじゃない。今のところ命の危険は無さそうなので安心してください。】


最初から開かれていたメモ帳にそう綴られていた。


セオ「…連れ去られたのか」


榊「そう考えんのが妥当だな。」


新「A、また巻き込まれましたね」


全員｢…｣


セオ「とりあえず礼二くんに連絡だな。」


仙田「え！？Aちゃん誘拐されてたの？」


セオ「ああ。例の痕跡とあいつのスマホに書き置きがあった。」


仙田「Aちゃんよく巻き込まれるねえ…」


セオ「それと、人為的なものじゃなくアナザー案件って書いてあったからまあいろいろ確定。」


仙田「うーん…早く解決しないとね。Aちゃんは無事？」


セオ「本人は今のところ命の危険は無いって」


仙田「うーん…まあ、いつも通り業務をこなして解決しようか。」


セオ「了解」


仙田「任せたよ」


セオ「おうよ」


榊「さて…本腰入れるぞ！」


セオ「おう！」


新「はい！」


【同刻 sideA】


？｢お前は、言葉がわかるのか｣


『うん。ボクを探してこの付近の女性を誘拐してたな？』


？｢そうだ。宮古新ほど簡単に見つからなくてな。｣


『ボクが見つかったからもういいだろう？他の女性を解放しろ。新宿区役所の近くに』


？｢そうしよう。彼女たちには申し訳ないことをした。｣



＊＊＊

うちの新宿区役所職員はみんな夢主大好きだし夢主にとても甘いです

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