危機一髪2＊セオ ページ20
セオ「もしもし京一？わかりやすい痕跡を見つけたんだけど…」
『っ！』
セオ「どうした！？って…もしかしてこれが…京一！位置情報送るから今すぐ来い！」
アナザー「ふむ、見つかってしまったか…その女、生かしてはおけん。」
なんて言ってるかはわからないけど、敵意があるのは明らか。
そして、セオには敵意は向けていない。
矛先は…………ボクだ。
『セオ！逃げて！榊さんたちと合流して！』
セオ「はあ！？できるわけねえだろ！？Aを置いていけるか！」
『このアナザー、姿を見られたかどうかじゃない！痕跡を気にしてる！そして、敵意が向いているのは、痕跡を見つけたボクだ！』
セオ「！」
『セオは逃げて、この場所をみんなに報告！それであとから調べて！きっと、痕跡に手がかりがある！二人ともやられるわけにいかないでしょ！？』
セオ「それじゃあAが危ないだろ！？すぐ京一達が来るから…」
『ダメ！逃げて！早く！！！っ…』
アナザーの爪が脚に掠った。
これじゃ動きにくい。
余程鋭いのか血がダラダラと出て、痛みもわりとやばい。
セオ「A！」
榊「セオ！…こいつか！？」
新「A！それ…」
『かすっただけ！榊さん、ボクを置いて、仙田さんに報告してください！ボクの考えはセオに話しましたから！』
榊「バカを言うんじゃない！」
まずい…次の攻撃、避けられない…！
セオ「A！」
強く引っ張られる感覚とともに閃光。
セオがボクを引っ張って、閃光弾を使ったんだ。
セオ「その脚で走れるか！？」
『無理！足でまといだ！それに、今ボクがここで囮になればしばらくは時間が稼げる！置いてけ！！』
セオ「後で説教だからな！」
セオがボクを抱えた。
『ちょっと！』
セオ「礼二くんが車で迎えに来てる！とりあえず戻るぞ！」
『仙田さんまで危ないでしょ！？』
セオ「…俺の推測があってればあいつは御苑からは出てこれない」
『…？』
榊「セオ！A！」
新「こっちです！」
仙田「セオくん、Aちゃん！」
そのままセオが座席に突っ込むように車に乗って、ボクが勢いよくドアを閉める。
すると、セオの予想通り、アナザーは追いかけてこなかった。
仙田「Aちゃん、それ大丈夫なの？」
『あー…痛いだけで特には。ごめんなさい、シート汚れます。セオもごめん、血がべったり…』
仙田「今ぐらい甘えなよ、Aちゃん」
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実胡斗 - またまたすみません！同じような感じのがあったので、もう２人じゃなく全員で奪い合いあっちゃってください！ (2019年6月25日 18時) (
レス) id: 77ca809016 (このIDを非表示/違反報告)
実胡斗 - ちょっと付け加えさせていただいても宜しいでしょうか？少しピンクな感じがいいです。 (2019年6月25日 17時) (レス) id: 77ca809016 (このIDを非表示/違反報告)
実胡斗 - リクエスト、お願いします！夢主の奪い合いは可能でしょうか？できれば琥珀・セオで(理由は私の推しだから)。時間があればでいいので、お願いします！ (2019年6月25日 16時) (レス) id: 77ca809016 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鹿(プロフ) - えみつん(・8・)さん» 大丈夫です。リクエストありがとうございます。 (2019年5月15日 22時) (レス) id: 892f3b61bd (このIDを非表示/違反報告)
えみつん(・8・)(プロフ) - どういうシチュエーションが良いのか思いつかなくてすみません（；＿；） (2019年5月15日 22時) (レス) id: 0654bfd466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴鹿 | 作成日時：2019年4月22日 2時
