平和の象徴 ページ11
｢待ったよヒーロー
社会のゴミめ｣
緑谷くんから離れ、新しい獲物の方を向く
あぁ、綺麗な人
こんな時までそんな事を考えてしまう
オールマイトの歪んだ顔を見ようとゲートの方を見るが誰もいない
大きな音に驚き振り向くと相澤先生と緑谷くん、蛙吹さん、峰田くんを抱えて離れた場所に立っていた
｢ああああ…だめだ…ごめんなさい…！お父さん……｣
死柄木さんはゆらゆらと落ちた手を拾っていた
１回殴られたらしい
『死柄木さん!!!!』
駆け寄ろうとするとオールマイトの叫び声に邪魔された
｢疲癒川少女！近づいてはいけない!!｣
内心、舌打ちをしながら渋々その場を離れた
今はまだ疑われる訳には…!!
すぐに痛みを吸収してあげたいのに
｢CAROLINA…｣
｢無脳｣
｢SMASH!!!｣
彼を無脳という怪物が守ってくれていた
｢疲癒川少女！今のうちに逃げろ!!｣
逃げろ？
私が逃げる場所は死柄木さんの所なのに……!!
『……死柄木さん』
｢ん？｣
『私、疲癒川Aっていいます』
｢…分かった、必ず迎えに行くねA｣
『……待ってます』
頬を流れる涙を拭いて短い間でもたしかに私のヒーローだった愛しい彼と見つめ合い、緑谷くん達の所に走った
｢ひ、疲癒川さん、大丈夫!?｣
『大丈夫……』
｢でも、泣いて…｣
『大丈夫だってば!!』
背後でオールマイトのバックドロップが爆発みたいになった
振り返ると無脳に腰のあたりを掴まれたオールマイトの姿
ざまあみろ
そのまま真っ二つになってしまえ
｢オールマイトォ!!!!｣
隣にいたはずの緑谷くんが駆け寄ろうと走り出した
黒霧さんがモヤを広げる
｢どっけ邪魔だ!!デク!!｣
『爆豪くん…っ！』
何なんだよ
邪魔は君達だろ!!?
｢てめぇらがオールマイト殺しを実行する役とだけ聞いた｣
轟くん、切島くんが続いて加勢に来る
｢くっそ!!!いいとこねー！｣
｢スカしてんじゃねぇぞモヤモブが!!｣
｢平和の象徴はてめぇら如きに殺れねぇよ｣
爆豪くんに黒霧さんが抑えられている
何で…
私は誰も助けてくれなかったのにアイツは助けるの
私が……要らないから？
｢怪しい動きをした と俺が判断したらすぐ爆破する!!｣
｢ヒーローらしからぬ言動…｣
『黒霧さん…死柄木さん……!!』
何も出来ない自分の無力さを呪った
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
追伸
文才が欲しい！切実に!!
あ、あと〜コメントくれたら嬉しいなっ((殴
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アリス(プロフ) - 白羽理沙さん» いえ!!ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです!!これからも私の小説をよろしくお願い致します(*´∀｀*) (2017年9月12日 21時) (
レス) id: 44a2ee7d9b (このIDを非表示/違反報告)
白羽理沙(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！（遅れてたらごめんなさい、、、） (2017年9月12日 21時) (レス) id: 3ee329a23f (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - スミマセン！すぐ外します！(土下座) (2017年8月10日 18時) (レス) id: 44a2ee7d9b (このIDを非表示/違反報告)
桜 - オリジナルフラグを外してください。 (2017年7月31日 15時) (レス) id: cb7d97b414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2017年7月31日 15時
