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ー 放課後 ー
フ「よっしゃー!宿題終わった!早く帰ろっと♪」
あたしはカバンの支度をしていた。
すると、
ル「あっフウカ!」
急に名前を呼ばれてドキッとしながら振り返った。
フ(ん?この人ー、たしかかっこいいって有名な隣のクラスのルークくんだよね?あたしのこと知ってるんだ)
フ「ん?ルーク...くんだよね?」
あたしはおそるおそる名前をきいてみた。
ルークは「あぁ。呼び捨てで良いぞ」と答えながらあたしの前のユイちゃんの席に座った。
ル「ほい、キースからの手紙だ!」
と言って真っ白い封筒をカバンの中から出した。
フ「え?キース??なんで?ん?なんでルークが?」
キースからの手紙ときいて少しドキドキする。
キースというのは違う大陸の『黒の城』の王子!
黒の国は魔界とつながってるといわれている、謎につつまれた国。なんだけど、キースは頭脳明晰、容姿端麗、おまけにすっっごく優しいの。
ル「昨日、暗黒街に行った時キースに会ったんだ。その時『今から銀の城の姫君に会いに行く』って言ってたけど忙しそうだったから、偶然フウカのことを知ってたオレが預かったってわけだ」
フ「そうだったんだ!あれ?でもたしか暗黒街って外部の人は行けなかったような。前にキースが黒の国の者だってわずかしか知らないって言ってたし」
ル「ああ、オレは一応黒の国出身だからな。今は青の国に住んでるけど。まあ、暗黒街はめったに行かないけど...」
フ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!く、黒の国出身!?初めて聞いたよ」
あたしはびっくりしすぎてイスから落ちそうになった。
ル「おい、そんなに驚くかよ。フウカがプリンセスってことの方がびっくりする」
前誰かに同じことを言われたのを思い出し、
フ「〜っ。あんたもね〜それいちいち言わなくて良いって」
と言ってルークを睨んだ。
すると
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恋雪 - 面白っかたです (2018年7月10日 17時) (レス) id: bd399fe236 (このIDを非表示/違反報告)
寧々姫 - とても面白かったです! (2017年5月26日 9時) (レス) id: c492ea5fd1 (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - とてもおもしろかったです。 はやく続きがみたいです。 (2017年4月9日 20時) (レス) id: 3b3ebe31bd (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリー - すごくおもしろかったです!また読みたいです! (2017年1月28日 23時) (レス) id: cde2017c00 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2017年1月26日 22時