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自分の部屋の窓からお城の中へ入ると、カバンを放り投げ、着ていた制服を脱いてベッドの上に置いてあった部屋着に着替える。
すると、ママの侍女けんあたしの教育係のセシルがあたしの部屋に入ってきた。

セ「姫さま〜!遅いですよぉ、心配したんですからね〜」

フ「ご、ごめんなさい」

セ「もうすぐで夕食になりますので食事の間へ行ってくださいね。今日は女王も一緒ですよぉ」

フ「え!ママも!?」

セ「そうですよ〜姫さま良かったですね!」

あたしのママ、つまり銀の城の女王レイアは仕事に忙しくてあまり会えない。怖いけどママに会うのが楽しみなの。

フ(久しぶりにママに会える♪早く食事の間に行こーとっ)

あたしはロウソクの明かりが灯る暗い廊下をわたって、長い階段をかけおり、食事の間に滑り込んだ。
とうめいの床のところどころにうめこまれた水晶が、あわい光を放っていて、両側の壁からは、キラキラと輝く銀色の砂が、壁をつたうように静かに流れ落ちている。部屋の中央には、あたしとママだけが座る長テーブル。
ママはもう座っていた。

フ「ママ!おかえりなさ〜い」

レ「フウカ、何日も城をあけてすまなかった」

フ「ううん。ママ、次はいつ仕事に行くの?」

レ「いつかはわからないが明日は久しぶりに予定がない」

フ「そうなの!?あ、でもあたし学校だからお出かけ出来ないないね…」

レ「出かけたいなら今度行くか」

フ「うん!」

そう言いあたしは長テーブルに並べられた色とりどりの料理を黙々と食べ始める。

フ(やっぱ食べてる時って幸せぇ〜♡)

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恋雪 - 面白っかたです (2018年7月10日 17時) (レス) id: bd399fe236 (このIDを非表示/違反報告)
寧々姫 - とても面白かったです! (2017年5月26日 9時) (レス) id: c492ea5fd1 (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - とてもおもしろかったです。 はやく続きがみたいです。 (2017年4月9日 20時) (レス) id: 3b3ebe31bd (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリー - すごくおもしろかったです!また読みたいです! (2017年1月28日 23時) (レス) id: cde2017c00 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2017年1月26日 22時

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