＊菅原孝支 ページ2
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『雨だねぇ』
「そうですねぇ」
今日はこうくんとデート……のはずだったのだが、生憎の雨。
でもせっかくのオフの日だし、会おう、と言われこうくんの家でまったり。
映画を観たり、ゲームをしたり。
気づけば外は暗さを増していた。
「そろそろ帰りますか」
『そうでございますねぇ』
と、家を出た瞬間
「ぅ、わ……」
『わっ！？』
ピカッと稲光が走り、辺りが明るく照らされる。
雨は強さを増し、滝のように降っていた。
『これはさすがに……帰れませんね……』
「ど、どうする……？」
『泊まってくしかないですな……でも、こうくんお母さんたち大丈夫？』
「今日は多分帰ってこないから大丈夫だべ。そっちは？」
『うちは旅行中だから平気』
つまり帰らなくても誰も心配しないのである。
なんと好都合な。
「あー……じゃあ先風呂入れてくるから、先入るべ」
『はいよ。着替えは？』
「Aが入った後に脱衣所に置いとく」
『ありがとう』
そう告げると、こうくんは気にすんな、と言って頭を撫でた。
ー
『お風呂あがったよー』
「おーう。じゃあ俺入ってくるから、その間に髪の毛、乾かしとけよ」
『はーいお母さん』
と、冗談で言ってみせると、こうくんは、彼氏だろ、と頭を小突いてくる。
えへへ、と笑ってみせると、こうくんも釣られて笑顔を見せた。
ー
「ただいまー」
『おかーり』
こうくんがお風呂から上がり、ソファーに座っていた私の横に腰掛ける。
こうくんは、じっとこちらを見つめ、顔を赤く染めてはううん、と首を振り、またこちらを見つめる、を繰り返している。
『どうしたの？』
「あ、いや……」
こうくんはふいに、私をぎゅっと抱きしめた。
「……ごめん、可愛くて襲いそう」
『……え、わっ』
ギシ、とソファーのスプリングの音がする。
天井を背にしているこうくんの顔は、風呂上がりだからなのか、紅潮していた。
「…俺の服着てるA、可愛すぎて…ちょっとがっつくかも。嫌だったら、ちゃんと嫌って言ってね」
『……嫌じゃ、ないから』
この先に起こる出来事を想像し、顔に熱を感じながら答える。
こうくんになら、身も心も捧げたって構わない。
『こうくん、大好き』
「ここでそれはずるいだろ……」
ぐりぐりと首元に顔を埋める。ふわふわと当たる髪がくすぐったい。
「大丈夫、俺も大好きだべ」
ちゅ、と首筋にキスをすれば、もう彼の理性は微塵も残ってはいなかった。
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あゆ - リクエストで牛島若利お願いします！ (2019年12月20日 21時) (
レス) id: 57ab00b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
香奈(プロフ) - 白布くんのお話がみたいです。お願いします。更新待ってます。頑張って下さい！ (2019年12月18日 21時) (レス) id: e378ea9447 (このIDを非表示/違反報告)
ミミッコ - リクお願いします。キャラは、白布でシチュエーションは、お任せでお願いします。 (2019年12月5日 16時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - リクエストお願いします。夜久さんのお話が見たいです！ (2019年12月3日 22時) (レス) id: ebf2abea67 (このIDを非表示/違反報告)
黒崎零菜(プロフ) - リクエストですツッキーのお話し作ってほしいです！シチュエーションはおまかせでお願いします！ (2019年11月26日 20時) (レス) id: 943180d6d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイリス | 作成日時：2019年9月21日 12時
