【鬼滅の刃】我妻善逸推しが作成した我妻善逸推しの為の短編集 (ページ2)

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合同任務2 ページ2

『.........は？』

今なんて？

善逸｢あとさ、俺の事善逸って呼んでよ。｣

まて、頭が追いつかない。

一緒に行きたいと言われる
↓
意味わからんってなる
↓
下の名前で呼べと言われる

うん、意味わからんわ←

『我妻......アホなのか？』

善逸｢なぁんでぇぇぇえ！？！！！？酷くない！？｣

『いや手分けした方が早いに決まってるだろう』

善逸｢そうじゃなくてさぁ...なんて言うの？俺怖いの！！寂しいの！！！一緒にいてよぉ！！！それに名前もさぁ！！我妻なんてよそよそしいしヤダ！！！｣

つまり、怖くて、寂しくて、ヤダから私に一緒に聞き込みに行って欲しいし、呼び方も変えろと。

...可愛いかよ！！！←可愛いもの大好き

いや待て待て待て。私騙されるな。

『ば、馬鹿か、早く聞き込みしないと夜になる』

善逸｢だぁってぇ......｣

ｸﾞｽﾝｸﾞｽﾝと我妻が泣き出した

硝子玉のような大粒の涙がポロポロと落ちていく。

私はこの可愛い生き物を置いていくのか？？

いやでも我妻だぞ！？あの煩い！！

だが...可愛い......なんだコイツ

善逸｢ねぇダメぇ？？｣

心做しかこいつの周りにふわふわとした光が漂っている気がする。

『くっ...ｯ』

上目遣いをし、私の手首をぎゅうっと握ってくる。←上目遣いはしてない

善逸｢お願いだよぉぉお！！！！Aちゃぁぁぁん！！！！お願いぃ！！！｣

ついには私の腰に抱きつき、顔を押し付けてきた。

『馬鹿やめろ！！わかった！わかったからやめろ！！！善逸ｯｯ！！！』

その状況が色恋沙汰とは無縁で過ごしてきた私には刺激が強すぎ、一緒に行くと認めてしまった。しかも名前まで

善逸｢ほんと！？ほんとだね！？それに名前ｯ！！｣

『しつこい！！！だいぶ時間を無駄にした！！早く行くぞ！！』

今頃私の顔は真っ赤だろう。

ﾌｲｯと後ろを向き、南へ大股でズンズン進んだ。

善逸｢あっ待って！待ってよAちゃん！！｣

善逸は涙を拭きながらこっちへ寄ってきた。

そんな善逸を恥ずかしさから放ったらかし、聞き込みへ向かった。