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『テッテレーん!ドッキリ大せー…
い”い”だい”、い”だい”!!』
そろそろ身の危険を感じたので
ネタバラシをすることに。
しかし、どのみち逝く運命だった。
頭がえぐれる。
「くだらないことをするな貴様ァ!」
おこエゴくんなので頭を守って反論する。
手にはプレゼントを持って、
無限の彼方へサァ逝こう!!
『良いじゃんたまにはふざけたって!
ちゃんとプレゼントあるよ愛してる!!(?)
オラァ!お受け取りあそばせっ!!』
俺の投げたプレゼントは見事命中。
後ろに座っている統括さん、笑いが堪えきれていませんよ(笑)
かなり怒りを抑えながら
ラッピングを剥がしているカルエゴくん。
これもレア。
彼が袋を開けると、中には真新しい
万年筆が入っていた。
エギーちゃん、固まってる。
そりゃそうだよね、
うん十万する万年筆(オーダーメイド)が
自分の顔面に投げつけられてたんだもんね。←
固まるわそりゃ。
すかさず俺は感想を聞いた。
『どうだい、愛しのエギーちゃん。
魔界に一つのオーダーメイド、
しかも俺とお揃いだよ!!』
俺が聞くと、彼は顔をあげて答えた。
「うん十万の万年筆を顔に投げつけるな。」
……うん、正論!
でもこれで終わりじゃ無いよ。
『そうじゃなくて、コッチ。』
俺は小さな箱に入ったキャラメルを指した。
『キャラメルを贈る意味は
“安心する存在”“あなたと一緒にいると安心します”
なんだって。
俺たちには甘い愛の言葉よりも、
こっちがお似合いだよね?』
そう言うと、彼は少し微笑んでこう返す。
「俺は甘いものは好かないからな、
時間がかかっても、好みの味に変えていくぞ。」
俺が出会ったのが、こいつで良かった。
こっちもその気だから、
『何百年と、かけていこうか。』
完
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アリス - おん…?お気に入りが、また増えた…だと…? (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 326cf2b718 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 受験頑張ってくださいね! (1月29日 14時) (レス) id: 5bdcdcf2bd (このIDを非表示/違反報告)
アリス - おお!おめでとうございます!僕も高校受かったらスマホ買ってもらえるので頑張ります! (1月26日 21時) (レス) id: 2287692f9d (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 後、最近ログインしました! (1月26日 19時) (レス) @page29 id: 5bdcdcf2bd (このIDを非表示/違反報告)
アリス - こちらの作品も見ていただけると嬉しいです。 (1月26日 18時) (レス) id: 2287692f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アリス | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Alicehomepage/
作成日時:2024年1月24日 6時