君のことがだーいすき！【魔入間短編集】

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カルエゴ先生に呼ばれて席へ向かう。


僕が目の前に来たことを確認して
先生は話し始めた。


「最近の生徒の授業態度の悪化についての話だ。

　貴様の授業を受けた生徒の授業態度が
　日に日に悪化していると苦情が来てな。



　一体どんな教育をしているんだ？


　教師としての責務を全うできているのか？


　もしそれが出来ていないのなら貴様は教師として
　教鞭を振ることは許されない。」


…確かに、最近僕の授業を抜け出す生徒が多い。

やっぱり僕のせいだよなぁ…


「すみません、今後授業の改善をしていきます。」


僕がそういうと、せいぜい気をつけるんだな
と返事が返ってきた。


あとで改善点をまとめたノートを作ろう、
カルエゴ先生にも確認してもらいたいな。


そんなことを考えながら、今日の分の仕事に取り掛かり始めた。
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『…よし、間違えは無いはず。』


定時を過ぎて仕事を終わらせたが
残業代は出ない。

教師とはなんてブラックなんだろうか。


『統括、遅れてすみません。

　書類の確認をお願いします。』


統括に書類を見てもらい、
OKを頂いたので帰る支度をする。

と、大事なことを思い出した。


『…ぁ、改善点。』


まだ残っている先生方もいたので
職員室で改善点をまとめることにした。

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