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「Aくーん、いつになったら
 先生辞めんの〜?


 毎日いじめられてんのに
 無理してこなくて良いんだよ〜」



授業中、生徒に言われた。



『なぁに言ってんの〜?

 僕は先生だからお前らのいじめなんて
 念子が戯れてるようなもんだわ。

 くだんない事言ってないで
 授業真面目に受けろよー。』


そう返すと、つまんねーの、と言って
その生徒は教室を出て行った。

何で授業真面目に受けないかなぁ……


取り敢えずその時間の授業を終わらせて
職員室に戻った。



「……あっ!A先生、
 ちゃんと生徒のこと見ててくださいよ。

 こいつ授業中に乱入してきて
 大変だったんですからね!」


職員室に入っていきなり名前を呼ばれたと思ったら

さっき途中で授業を抜け出した生徒が
ツムル先生にに怒られているところだった。


「あ、せんせー助けてくださいよ、

 ツムちゃんしつこくてなかなか返してくん無いの。」


説教中にそんな口を聞いている彼のことは
本当に尊敬する。悪い意味で。

しかし、僕が彼を連れ戻さなかったのが元凶なので
少し助けてやることにした。


『全く、お前が授業受けないのがわりぃんだろ〜?


 すみません、ツムル先生、
 今回は僕の監督不行き届きです。

 こいつにはよく言って聞かせておきますので
 今回は許してやってくれませんか?』


そう言うと、しょうがないな〜今回だけだぞ?
と言って生徒は解放された。


「せんせーまじサンキュ!

 たまには役に立つじゃん!」


『最後の余計だ。』


ほんと、余計な一言が無けりゃ良かったのにな。


生徒と別れて職員室に戻ると
また名前を呼ばれた。




「来い、シャステル。


 話がある。」




今度は何ですか暗黒大帝様。







_________________
シャステルはAさんの苗字です!

・→←僕を見て。



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アリス - おん…?お気に入りが、また増えた…だと…? (2月6日 17時) (レス) @page34 id: 326cf2b718 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 受験頑張ってくださいね! (1月29日 14時) (レス) id: 5bdcdcf2bd (このIDを非表示/違反報告)
アリス - おお!おめでとうございます!僕も高校受かったらスマホ買ってもらえるので頑張ります! (1月26日 21時) (レス) id: 2287692f9d (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - 後、最近ログインしました! (1月26日 19時) (レス) @page29 id: 5bdcdcf2bd (このIDを非表示/違反報告)
アリス - こちらの作品も見ていただけると嬉しいです。 (1月26日 18時) (レス) id: 2287692f9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリス | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Alicehomepage/  
作成日時:2024年1月24日 6時

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